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2016年4月 9日 (土)

大学・産学連携新設! と花粉症デビュー

2016.4.7に1面「東大、新VBファンド 経団連・VCと企業創出」を、27「大学・産学連携面」に「阪大、法人制度に申請 『指定国立大』 財務基盤を強化」を、それぞれ掲載しました。この日から、毎週木曜日付に「大学・産学連携面」が新設されたのです。正しくは(よくご存じの方にとっては)「復活」。この日の新たな門出を飾るべく、大きめのネタ二本立ての紙面展開となりました。


「大学面」は今でこそ一般紙であちこちで見られますが、弊紙が2003.4-2013.310年間、展開していたころは、ほとんどみられませんでした。2004年の国立大学法人化前から、私が担当となり、産業総合紙として産学連携に軸足を置いて記事を出してきました。面がなかった直近の3年間、私は文部科学行政担当のメーン記者として動きました。つまり高等教育局にも出入りはするも、「(科技3局といわれる)研究開発局、研究振興局、科学技術・学術政策局の案件に責任を持つ」という立場でした。それが今年の1月、4月の人事異動により一区切り。再び専門記者として、格段の力を発揮しなくてはいけない形で“戻ってまいりました”。

今回の2件でさっそく、緊張も最大級でした。というのは、東大ものはブランドニューのスクープではありません。Aという話、Bという話がそれぞれ、別個の情報で出ていました。それが実はつながっている。Aだけでなく、B単独でもなく、東大はもっと大きなうねりを作り出そうとしている、という内容でした。「この視点で気づいているメディア人は私だけ」と推測するも、周囲を別のメディア人が取材していたので、「大丈夫かな」と気になりながらの新聞制作でした。

阪大の件は最初、メディア懇談会の中で、ちらっとヒントが出たのです。でも、それだけでは記事にできない、悩ましい状態でした。他メディアは高大接続だとか別のテーマに関心を示しています。この件、知らないのかなあ~。というわけで追加で話を聞きに、別の人にアタックしたところ、「指定国立大学の新制度に、間違いなく申請する」との発言がつかめまして。いわゆる、“裏を取った”形ですね。「これならいける!」とニュースに仕立てる決断をしました。でもこれも、他メディア人もヒントは同等に得ているものですからね、「先に記事にされてしまわないか」とどきどきでした。

というわけで寝床で朝、「あの件、大丈夫だろうか」と頭に浮かんで、起床時間よりずっと前から目が冴えてしまう事態を、久しぶりに味わいました。新聞記者としての醍醐味とストレスの表裏一体です。でもちょっとストレスが過剰だったのでしょう。…私、花粉症を発症しました。ちょうど、この記念すべき紙面の日に。重い風邪と同等の、予想以上の症状に見舞われて、重ねてショックです。ところが同僚に「仕事でがんばったから、花粉症が発症しちゃった」と、働きぶりをアピールしようと思ったら、あの人も、その人もすでに花粉症……。そっか。病気といっても、決して重篤で希少なものではありませんから、不幸中の幸、と考えることにしましょう。大学・産学連携面新設の門出を祝うべく、私も“花粉症デビュー”ってところでしょうか?!

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