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2017年1月29日 (日)

文科省天下り問題の社説

社説「元幹部の再就職−大学は自らのナイーブさを捨てよ」を2017.1.23付に載せました。社会の注目を集める大事件が私の担当周辺で起きた時の常套として、「一般紙がガンガン書くのとは別の視点」で何が書けるか考えての執筆です。私の主張の一つは、「文科省と大学の関係は、他省庁の企業との関係とは違うでしょ。国立大と文科省を何度も行き来する正規の人事制度もあるのだし。だから一般的な天下り問題とは同列に扱えないんじゃないの」ということでした。

それからもう一つは、「文科省に対して今回、大学側は問題はなかった。だけど、意識として気をつけなくちゃいけないところがあるよね」ということでした。文科省に問い合わせたらいいといわれた。そうである以上、自ら把握する必要はない、と考える傾向って、この問題以外にも大学にはあるんじゃないですか? 素直で素朴な、古きナイーブさを捨てる意識を持ちましょう、ということを書きました。

変な切り口の社説かもしれません。でも「他の新聞と同じことしか書いてないつまらない記事」ではないと思います。どれぐらい価値があるかというと、うーん、読む人によって違うかもしれませんが。

この記事、20(金)の会見などを受けて21(土)に自宅で執筆、論説副委員長とやりとりして完成させました。貴重な週末の何時間かがこれに費やされました。でも。これがある種の踏ん切りになったのです。実はこの土曜、プライベートで大物イベントを当初、予定していたのです。ただこのイベント、この冬全体の天候に大きく左右されることから、5日ほど前から「今回は90%、無理かな」と思う状況だったのです。さらに軽い頭痛も連日、あって(寒さゆえの緊張性頭痛かな)、あきらめる気になっていました。そこに文科省の問題勃発です。「しようがない、イベントは中止。土曜は論説執筆に時間を費やそう」と踏ん切りがついた…というわけです。

えっ、もし「天候や体調が万全で、この事件が起きたらどうだったか」って? うーん。そうだなあ。金曜に徹夜して仕上げたか。はたまた記事執筆でイベントをあきらめて今ごろ、恨みつらみのブログを書いていたか、ですかね…。

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