« 指定国立大学と産学連携 | トップページ | 大学・研究機関と大企業の連携新連載スタート »

2017年5月15日 (月)

法政大、女性トップのコミュ力・着物力

2017.5.11付に田中優子法政大学総長を、私大トップインタビューの連載にて取り上げました。大学の軍事研究が話題になる中、17年1月と早い時期に禁止を打ち出したことが以前から気になっており、その件など伺いました。背景には、法政大学の伝統である自由の重視があります。田中総長が打ち出した大学憲章「自由を生き抜く実践知」に則って、教育研究を行うことを考えると、「他者の自由を奪う武器などの研究は、本学の存在基盤を揺るがすものだ」と強く思い、禁止に踏み切ったということです。

前回ブログと続いて、今回もこのインタビュー、日刊工業新聞の「ニュースイッチ」で取り上げられています。見出しは、「なぜ法政大は『軍事研究』の禁止をいち早く打ち出したのか」。これもまた、前回ブログで書いたのと同様に、「紙面ではおとなしめの見出しだけど、電子のニュースイッチでは、皆が関心を持つテーマにズバリの見出し」となっております。
http://newswitch.jp/p/8983

このインタビューで私は、軍事研究禁止や長期ビジョンといった重要テーマは、大学のサイトで総長自らの発言として意思表明している点も、紹介しました。サイトの文章も、取材でも、総長の言葉はすごく、響くことに私はびっくりしたのです。「そうか、だからこう動こうとしているのか」って、わかる。このコミュニケーション力は魅力です。別のメディアによる、受験生数ランキングについて分析した記事を見て、その思いを強くしました。同大は17年2月の入試で、近畿大に次ぐ全国2位。早稲田大のようなもっと規模の大きいところを押さえてなのですが、その理由に「(女性の)総長がわかりやすい言葉で発信しており、受験生の母親の反応がいいため」とありました。なるほどね~。

加えて本日、17.5.15付で田中総長の着物に関連したコラムも載せました。江戸学が専門で着慣れていたけれど、総長になってからは講演、取材、来訪者対応の時には着物としているので、平日週5日のうち3日程度は着物姿だという話です。そう、この「女性トップ」なうえ、「常に着物(でおかしくない)」というのが、見た目でわかりやすい強力アピールになっています。なかなか普通の大学では真似ができず、うらやましいところ。普通の大学はせめて、コミュニケーション力アップに努めるよういたしましょう。

|

« 指定国立大学と産学連携 | トップページ | 大学・研究機関と大企業の連携新連載スタート »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521576/65282286

この記事へのトラックバック一覧です: 法政大、女性トップのコミュ力・着物力:

« 指定国立大学と産学連携 | トップページ | 大学・研究機関と大企業の連携新連載スタート »