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2017年8月 1日 (火)

新特許庁長官、宗像直子さんの一面記事に驚く

2017.7.28付の弊紙一面に、私の取材ではないのですが、特許庁長官の宗像直子さんのインタビューが掲載されました。まだ私はお会いしたことはないのですが、経済産業省の初の女性局長で広く報道された時から、気になっていました。中央官庁の女性官僚は、厚生労働省で次官が出ていて、文部科学省では文部科学審議官まで(次官の一つ前)あります。その頃に「経産省は局長も女性初なんだ。官庁によってずいぶん、差があるんだな」と思ったのですが、その後に首相補佐官に抜擢、そして特許庁長官(次官級)ですからね。すごいです。どんな方なのかな~。

記事の内容は、中小企業の出願増のこととか、関西に知財拠点を開設することとかです。この記事、驚いたのは「女性」という表現を文中、どこにも使っていないことです。過剰に書くと今時は「おかしい」といわれる、という配慮は皆、しますよね。でも、リード文の「5日に就任した特許庁の宗像直子長官に聞いた」というところに、普通なら「女性で初のトップ」という形容を入れるじゃあないですか。それが、ない。すごい。執筆の経産省キャップの意向か、紙面作成の本社側の意向かは確認していないのですが。

ちょうどこの日、一般紙は政治家の稲田朋美氏と蓮舫氏のトップ辞任を取り上げていました。最初、そちらに目がいった時には、「少し前だと『だから女はだめなんだ』と言われるところだけど、東京都の小池百合子知事が同時にかなりの高評価ゆえ、そういういい方はされないだろうな」というのが感想でした。

それで、弊紙を手にとると、なんと、宗像さんがえくぼをつくって微笑む大きめの写真が載っているではありませんか。んまああ、なんて素敵な…。そして、社会的なリーダーの立ち場の女性に、昇任もあれば辞任もあって、それくらい多様になっているのだということ、その状況が多くの人の目に映る有様に感心しました。

またこの写真がね~、とても素敵なのですよ。稲田氏の「グッドルッキング」問題もあり、容姿について触れるのは難しい。けれど、なんとかこの魅力を表現したい。それで、「素敵」。これは雰囲気の問題だからいいかな、と。それから、「えくぼ」。これは事実の記述かなと。不快に思う人がいる表現を抑えつつ、情報の受け手を引きつける…。その難しいところを、報道マスメディアの関係者こそ、引き受けていかなくてはと思うのです。

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