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2018年12月13日 (木)

「ハラスメント」の本来の意味を実感する

近年、注意すべき「△ハラスメント」がてんこ盛りになっています。ハラスメントとの定義は、端的にいうと「嫌がらせ」です。それが「(本人の意図とは関係なく)相手を不快にさせたり、不利益や脅威を与えたりする発言や行動」と広く解釈されるようになっています。でも、後者は、前者の「嫌がらせ」とは違うケースも多い気がします。例えば「スメルハラスメント」って、「周囲が嫌がるにおいを当事者が発している状況」を指すでしょう。原因はタバコとかか汗とか汚れとか。最近流行の芳香性洗剤も、私は苦手です。でも。それって「嫌がらせ」というより、「周囲に対する配慮不足」というのが適切かなって思うのです。

最近、取材先との懇親で、元役人のAさんの話しぶりをみていて思いました。政府とか大学とか役所とか、あれこれ厳しく批判します。でも、あんまりキツイ人っていう感じがしないのです。根が明るいのでしょう。不思議です。そう思ったところで、Aさんとも親しい元メディア人のBさんを思い出しました。Bさんも鋭い批評を次々繰り出す人で、相手が高級官僚でも大学幹部でもまったく気にしません。その話しぶりがなんといっても独特で、Aさんとは対象的です。なんていうか…、ばさばさと切る、だけでなくって、ねちっとした嫌みが入って…、皮肉かな…、相手が嫌な顔をすると嬉しそう、というかせせら笑う感じ…。そうか! これがハラスメントか!! 相手が嫌な気分になるのを喜ぶ、これが「嫌がらせ=ハラスメント」なのですね。自分が優秀(鋭い)ことも相手に認識させられて、勝った気になるのかな。「皮肉屋ってどういう精神構造なんだろう」と疑問に思っていたのですが、こういうことなのかと納得しました。

おもしろいのは、このBさん、官僚の間ではそれなりに人気があるのです。不思議。近年の文科省は社会的な問題が多くて、さんざんメディア上では批判されているけれど、そもそも高級官僚に面と向かって悪口を言う人はあまりいない。その仲で、官僚のことをよく知りながら問題点をずばずばと指摘するBさんは、貴重なんだって前に聞きました。でもねえ。ハラスメントでしょう、あの姿勢は。小心者の私にはできません。目指すはAさんですね。問題点は指摘するも、明るくさっぱり。基本は応援する姿勢。そんな記事を書いて参ります。

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