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2019年3月22日 (金)

記事の切り抜きで、私自身が成長する

新聞を購読しない人が近年、急増していて、新聞業界としてはビジネス上、大問題なのですが、個人としてはまた別の感想があります。ビジネスパーソン一般としていうと、読んでいる私の方が読んでない人より優位になるため、「皆さんは読まなくっていいと思いますよお」という感じも、なくもない。でもプライベートでいうと「こんな有力な武器となる情報源を使わないなんて、もったいないわねえ。本当に、読まなくていいの?」です。

私は仕事に関わる記事はもちろん、生活に役立つ記事も、社会人になってからずっと、切り抜いてきました。正直にいうと、整理に手間がかかることから、「意味あると思った記事は切り抜いて、分類は適当に、袋にほおり込んだまま」という記事も多い状況でした。まあ若いうちは「今」を味わうため、時間は行動に費やす比率がより高いので、そういうものでしょう。長い目で見ての健康の情報とか、お金のことだとか、「頭に入れていった方がいいけど」と思いつつ、袋に入っているままだったわけです。けれどもついに! 長期戦略の上で助けとなる情報と、格闘する時間を割いて、結果的に満足感が高まるようになりました。「役に立つ」だけでなく、「しみじみ考える」という案件も入っています。そう、50代半ばになって定年前後とその先まで、つまり「人生のすべて」を意識するようになったのです。

そんなわけで休みの日に、新聞(一部、雑誌もある)の切り抜きが詰まったA4書類袋を棚から引き出して、分類したり、圧縮したりしています。「こんなの置いておくほどのものじゃないのに」っていう記事ももちろん、あります。「ひゃー、10年前はこんなだったんだ」とかね。内容とは別の面でいうと「昔は新聞記事の文字がこんなに小さかったのね」というのも感慨深いです。ある時点の最新情報を得る、という目的だったら、別の方法でいいと思うんですよ。私も簡単に調べるならウエブ情報だし、まとめて知りたいならノウハウ本的な書籍を入手します。新聞記事だって、その時に必要なだけの情報ならウエブでもいいでしょう。でも文字として残り、本よりも多様な視点を、コンパクトに集めておいておける点が、新聞記事ならではの魅力。時々に見返して、自分の考えもそれによって熟成して「成長していく」。将来、職業から完全に離れたとしても、日刊工業新聞は別として(ビジネスの新聞ですからね)、完全に新聞購読を止めることにはならない気がします。自分の職業が記者だから、というのとはまた別な観点で、新聞が好き。ブログでここまで書いて初めて、そう思いました。

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