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2020年5月11日 (月)

在宅が増えて、人生を考える機会に

憧れていた「長期自宅休養」がコロナ対応で実現しました。通常のゴールデンウイーク(GW)など長期の休みは、「出かけないともったいない」と旅行など予定を組んでしまう方です。「貧乏性だから、自宅でずうっとゆっくりというのは、定年後の余裕ある働き方にならないと無理だろうな」と思っていました。それがコロナ対応で、自宅勤務のテレワーク+外出自粛のGWで、実現しちゃったわけです。

あちこちで「家中、ぴかぴかになった」「手の込んだ料理に挑戦した」といった声が、聞こえてきます。断捨離、つまり荷物の片付けもそうですね。季節の変化に合わせた服入れ替えが、GWに重なったことも進んだ要因でしょう。おしゃれな服を着ていくイベントがない点は残念だけど、笑。

私は長年の懸案だった、新聞の切り抜き(仕事案件ではなくて、プライベートの関心ごと)の分類・整理で、メドを付けたのがトピックです。一般紙の家庭欄や、週末の別刷りも好きな私ゆえ、溜まった切り抜きは段ボール一杯、でしたから。引っ越しで「取りあえず収納した」案件を見直し・再検討したのと合わせて、心安く、心が穏やかになったのです!

ちょっと恥ずかしいけれど、その切り抜き分類の大きな5テーマを、挙げちゃおっかな。「キャリア、コミュニケーション」「セカンドライフ」「健康、美容」「遊び、文化、生活」「教養、メディア、その他」です。これからの自分の人生を、どう取り組んでいくか、考える手立てになります。この下の小分類テーマ(A4封筒に分けている)もありますが、引っ越しを機に古い保存記事はさらに捨てていこうと思っています。さらにもう、あまり細かく分けないよう心を入れ替えているところです。記事切り抜き保存についてはまた、そのうちに書きますね。

在宅が増えたことが、人生を考える機会になった人は多いことでしょう。一つ、自分の身に置き換えて実感するのは「公私が多忙でストレス多く、『早く仕事を辞めよう』と思っていた人(とくに女性)が、考えを新たにしたのではないか」ということです。知人に学校の教諭が多いせいかもしれないのですが、50代半ばに早期退職するも、2年くらいしてまた働く、というパターンが少し年上の女性に多いからです。思うに、「年齢が上がって若い頃のようなパワーも要領のよさもなくなってきた…。子どももなんとか巣立った。共働きで収入に不安もない。早期退職金の上積みもある。家事を丁寧にしたり、趣味の習い事を増やしたりしたいというのは、長年の思いだった。…よし、早期退職しよう!」という形ではないかと思います。でもその余裕の生活をある程度、楽しんでしまうと、ずっとバリバリやってきた人なわけだから、エネルギーが余ってしまう。で、また仕事に就く。教員はこの形が多いのですよ。さらにコロナ対応の学校休校後の再開では「個々の学習の遅れは、教員OB・OGが支援する」なんて話になっているので、働き口はさらに増えそうです。

でも、収入としては、正規雇用がまだ残っていたのに、アルバイトに変わってしまうのだから、もったいないですよね。人生100年時代。死ぬまで受給できる年金の額を決定づけるのは、最後の基準内賃金ですから。学校みたいな年功序列型の組織ならなおさら、可能な限り粘って給与を高めておくほうがいいでしょう。もっとも、辛いときはそんなこと言っていられないのも分かります。私もそうでした。スランプの時期はあっても、「仕事が嫌いだから辞めたい」と思ったことはないのですよ。でも「期待される役割や職場環境が辛いから、これ以上ひどくなったら、辞めることも選択肢か」と、考えたことはありますから。でも。今回のように在宅ゆっくりの時間を幸いにして経験できれば(医療関係者など、コロナで大変な仕事の人への感謝を忘れてはいけませんが)、考えが変わったのではないかな、と思うのです。

もちろん、在宅増で辛い人がいることは懸案事項です。暴力を含めて家族間の問題が多いところはその筆頭でしょう。でもそれも、今まで半端にしていた状況にけりを付けるべく、真剣に考える機会になる、と前向きに捉えたいです。児童相談所へアプローチするとか、離婚を決意するとか、親の家を出るとか、ね。東日本大震災も多くの人の人生観を変える機会になったと思うのですが、今回は全世界ですからね。空前の、人生を深く考えるブーム?を、前向きに捉えたいと思います。

 

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