第一回モノづくり連携大賞決定!
日刊工業新聞社が創設した、第一回モノづくり連携大賞が発表されました! 産学官連携の【仕組みで工夫をしている活動】に注目する賞です。内閣府の産学官連携功労者表彰は官庁推薦の大きな成功例で個人が対象ですが、こちらは自薦が基本で特色ある中小規模の取り組みもOK、グループが対象というものです。私は企画段階から深くかかわっており、弊社がこのような賞を創設でき、105件もの応募をいただいき、9件のすばらしい受賞案件を選べたことをうれしく思っています。
当初は、大規模大学と大手企業という組み合わせが多いのでは、と思ったのですが、実際は地方大学と中小企業というグループが多く、「中小企業、技術、モノづくり」をキーワードとする弊社としてはぴったりの賞になりました。また、国の助成は多数あり似たものもあるため、「本当に税金を有効活用しているのかな〜」と思っていた面があるのですが、応募案件を見ると、「この助成があったからここまでできた」というケースが多く、実効を感じました。
贈賞式とセミナー「産学官連携による知の実用化を目指して」は、10月11日から弊社が主催する展示会、産学官技術交流フェアの初日に行います。11日の午後は、大賞など3賞の受賞者が講演します。そのあとのパネルディスカッション(私が司会です)では、受賞9件における連携人材、つまりコーディネーターの活躍について取り上げます。どちらも、実務担当者には大いに参考になるはず。産学官連携のイベントはちょっとマンネリ化している面がありますが、今回は違うゾ! と張り切って準備をしています。このフェアにいらしたことがない方も、ぜひこのチャンスにいらしてください。
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