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2006年9月15日 (金)

展示会での問い合わせリアクション

13水〜15金の産学官連携の展示会、イノベーション・ジャパンに顔を出してきました。昨年は、なじみの薄い大学の知財本部ブースを回ってネタ探し。展示内容から「これはどんなものですか?」と聞き、産学連携手法をその場で聞いてしまう、という取材を何件かしました。今回は時間の余裕が少なかったので、事前にあったネタ資料で絞り込んで回りました。
 
 そこで感心した某大規模地方大学のケースです。初日に「この資料に関心を持ったのですが、ご担当の方がいらっしゃるようでしたら取材を希望しています」とアタック。「これはあさってこちらにくるA氏の担当だと思う」とのリアクションでしたが、A氏に連絡をとっていただいたところ、別の担当だと判明。留守番にあたる大学の知財本部メンバーが間に立ってくれて、「医学部のB氏とC氏が取材対応可とのこと。候補の日時はこれとこれで」との答えが、なんと翌日にあったのです。それを社の支局担当者に回し、記者のOKまでその日中に得られました。

 対応が早いですよね! 感激しました。以前、企業担当をしていた時、「(企業の)広報が有能かどうかは、まず対応の早さで分かる」と先輩記者に言われたものです。この大学の産学連携は評判が高い方だと理解していますが、実際にやりとりしている企業人に話すチャンスがあれば、この話を持ち出して聞いてみたいです。工学部に比べ医学部は高飛車な人も少なくないので、その驚きもありました。よい記事になれば、と期待しています。

 実はこの展示会は日刊工業新聞のライバル社が運営しています。ので、あまり誉めるわけにはいかないのですが、規模も大きいし定着していますよね〜。でも、ここには大学、企業いずれも「あなたのライバル機関も同じように来ていますよ」。ですから、「ライバルに差を付けるためには、日刊工業が10月11日から東京ビッグサイトで開催する【産学官技術交流フェア】へ」とPRしちゃいます。これについてはまたご説明します。

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