文科省概算ネタ取材
8月末は、来年度予算の文部科学省の概算要求で3件、7月上旬の1件を合わせると合計4件のニュースを載せられました! うち1面トップが二つ、1面柱が一つ、科学技術面で後版から急いで突っ込んだのが一つ。文科省ネタでの取材合戦に正面から参加し、一般紙を気にしながら、これだけできたのは初めてです。ヒントを元に訪問した部署がはずれだった場合も、「これはあの課の○氏が担当」ときちんと誘導してもらえたし、忙しい局長には朝から何度も秘書に電話を入れて「とにかくお待ちしています」と粘った結果、17時に「今からどうぞ」と応答してもらえたり。今年は政府の経済成長戦略大綱のためか、多めの要求が可能で早めに案が固まった様子。そのため担当者は夏休み中…というのもありました。あれこれ急ぎつつ機転を効かせて、フル回転でした。
さらに、文科省全体の概算の会見のあと、日刊工業新聞の大学・産学連携面にまとめ掲載を考えました。ここでちょっとデスクと意見が食い違い。私はこの紙面なら「産学連携に絞った新事業のみで」と思ったのですが、デスクは「大学関係では、COEが大きいでしょ? 2種類のCOEがあるみたいで分からないし」とのこと。「COEは大学単独の研究の話だから、この記事にはなじまない」という私とで押し問答に。今の私とデスクの間では珍しいことでした。
でも、途中で思ったのです。「読み手からすると、どうなのかな?」と。読み手にすれば、産学連携ではないとしてもCOEの話は興味があるはず。それなら、私のこだわりは意味がないかな、と思えて。そう判断して、「大学関連施策」という切り口で、9月1日付の記事が仕上がりました。
さらに、文科省全体の概算の会見のあと、日刊工業新聞の大学・産学連携面にまとめ掲載を考えました。ここでちょっとデスクと意見が食い違い。私はこの紙面なら「産学連携に絞った新事業のみで」と思ったのですが、デスクは「大学関係では、COEが大きいでしょ? 2種類のCOEがあるみたいで分からないし」とのこと。「COEは大学単独の研究の話だから、この記事にはなじまない」という私とで押し問答に。今の私とデスクの間では珍しいことでした。
でも、途中で思ったのです。「読み手からすると、どうなのかな?」と。読み手にすれば、産学連携ではないとしてもCOEの話は興味があるはず。それなら、私のこだわりは意味がないかな、と思えて。そう判断して、「大学関連施策」という切り口で、9月1日付の記事が仕上がりました。
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