通の読み方に疑問あり
22日付の日刊工業新聞最終面「視点」に、博士取得者(ポスドクなど)のキャリア多様化の文科省施策について記事を書きました。出稿したのは先週末だったのですが、たまたま、週明けの21日付に、朝日新聞の大学面でもポスドク問題が掲載されました。一方、21日に弊紙の「視点」担当デスクと話したところ、原稿払底で「すぐ使う」とのことで、私の記事は朝日さんに続くかのごとく、この翌日付に掲載となりました。
前回の話と関連しますが、弊紙と一般紙とのバッティングというのは、とらえ方が必ずしもひとつでありません。とくに読み物記事は、速報性より読み応えが問われるというのもあります。今回のように、一般紙のすぐ後に弊紙が載せる場合、、「一般紙で注目を集めてもらっておいてから、弊紙に記事が載って、タイミングがよかった」という言い方をしたりして、一方で一般紙が弊紙の記事のすぐ後に載せてくれると「こちらが先んじて載せたぞ。フフフ」という感じで…。どっちも自分に良い方に解釈して、ちょっと脳天気かな?
でも、こういう、うがった見方というか、通の読み方というか、どうなんでしょうね? 新聞社の記者やデスクはこんなことをいうし、弊紙の取材先企業の広報さんも同様です。それは仕事柄、何紙も読み比べて、紙面や記者を評価しているから出てくる感想でしょう。でも、大多数の読者は、手に取る新聞の種類もそう多くないし、こんなことは考えていないだろうな、と思います。私の担当では、大学知財本部など読者と取材先が一致していることが多いし、新聞業界通ではないそちらの感想の方が本物なのかな、と思います。先日は、知財本部とTLOの統合化の大きめ記事(15日付)で、お二方からお褒めのメールをいただきました。皆様、取材先として、読者としての実質的な感想を、ぜひお伝えくださいね!
前回の話と関連しますが、弊紙と一般紙とのバッティングというのは、とらえ方が必ずしもひとつでありません。とくに読み物記事は、速報性より読み応えが問われるというのもあります。今回のように、一般紙のすぐ後に弊紙が載せる場合、、「一般紙で注目を集めてもらっておいてから、弊紙に記事が載って、タイミングがよかった」という言い方をしたりして、一方で一般紙が弊紙の記事のすぐ後に載せてくれると「こちらが先んじて載せたぞ。フフフ」という感じで…。どっちも自分に良い方に解釈して、ちょっと脳天気かな?
でも、こういう、うがった見方というか、通の読み方というか、どうなんでしょうね? 新聞社の記者やデスクはこんなことをいうし、弊紙の取材先企業の広報さんも同様です。それは仕事柄、何紙も読み比べて、紙面や記者を評価しているから出てくる感想でしょう。でも、大多数の読者は、手に取る新聞の種類もそう多くないし、こんなことは考えていないだろうな、と思います。私の担当では、大学知財本部など読者と取材先が一致していることが多いし、新聞業界通ではないそちらの感想の方が本物なのかな、と思います。先日は、知財本部とTLOの統合化の大きめ記事(15日付)で、お二方からお褒めのメールをいただきました。皆様、取材先として、読者としての実質的な感想を、ぜひお伝えくださいね!
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