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2007年7月25日 (水)

弊社のR&Dアンケート20周年

大手企業約220社によるR&Dアンケートを、日刊工業新聞社の科学技術部で毎夏、実施していて、それが今年は20周年!でした。私は産学連携についての項目を執筆していますが、以前はバイオなど技術の担当をしていたので、何年もこれに携わっています。同部に在籍している累積年数は13年になるので、アンケート20回のうち13回は記事化に参加しているというわけです。自分でいっておいてなんですが、改めて「長い」。科学技術は一般紙さんも長く担当する人が多いし、うちも団塊世代のベテランがけっこういたのですが、数年前の大リストラも影響して、アタシが断トツの大古株になっています。専門記者としては誇るべきことなのですが、なんか定年が近いと錯覚しそうで(まだ20年近くあるのに)悲しいような…。

今年は7月17日付の1面&13〜15面がメーン。今年は、この日だけで終わらせずに、その後の日々の紙面でも連載することで、答えていただいた内容をフル活用しました。産学官連携については概観を17日付に書き、自由筆記で書いて頂いた分は、「過去1年間での新たな組織的・包括的な産学連携の取り組み」を20日付、「(企業からの)大学への注文」を24日付の、それぞれ大学・産学連携面で載せました。読者に向けてというのがもちろん第一ですが、答えてくれた各社担当者に対しても、なるべく多くご紹介するのはいいことですよね。

それから、今回は特別に20年を振り返ってのコーナーがありました。各社に「過去20年間のベスト開発案件」3つを聞いた結果は、わりあいと幅があっておかしい。私が以前に担当していた化学業界でみると、 「ライフサイエンス、機能性樹脂、エレクトロニクス」と並べた社があって、「これでコモディティー製品依存から脱却できました!」という喜びが見てとれます。一方で、「あんなに新規事業に手を広げていたのに、結局、大型成功品は伝統的本業分野のこの1つだけなんだ〜」という社も。ある社は「結晶技術」、別の社は「ドルナー」(おそらく商品名)を挙げていて、「もしもし、これじゃ何のことか分からないですよお〜」。

ちなみに、アンケートの回収率って実施主体が文部科学省のような権威筋だだと高いけれど、一般の団体の実施だと2,3割だそうです。キビシイですね。ちなみに今回のアンケート回収率は94%! 日々、取材でがんばっている担当記者からの配布、記入お願いだけに、各社とも広報を通じての研究開発セクションでちゃんと答えてくれるのですね。かなりうれしい。ある限られた部分ではあるけれど、日刊工業に対する信頼の一端を感じました。今回、自由筆記の部分では、回答を分類したり、社名を間違えないよう何度もチェックしたり、負担が大きかったのですが、やはりきちんとやっていくことが大切だな、と改めて感じました。

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