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2007年7月17日 (火)

大学院生獲得競争の記事

「激化する大学院生争奪戦 教育再生会議・内部進学最大3割に 東大vs東工大 仁義なき戦い 説明会、急きょ?同じ日 人材流動化は評価の声も」を6日付日刊工業新聞最終面に掲載しました。大学面ではなくて最終面なので、幅広い読者が読んでくれるよう文章に工夫をしたのですが、ちょっと刺激的な言葉になってしまったかなあ?でも、「仁義なき戦い」っていったのは取材先の先生ご本人ですからネ。あることないこと、一緒くたにして書いているわけではないですから〜。

この件、1年ほど前から気になっていたテーマなのです。私の修士出身のT大学卒業生の会で、学歴ロンダリング(学部、修士、博士と進学するにつれ、大学ブランドがよくなっていくこと)が話題になって。学部はO大学の私としては(ちなみに、O大はT大と偏差値的に同クラスと思う)けっこうムキになってしまった経験があるのです。だって、マフィアのマネーロンダリング(資金浄化)になぞらえてそう呼ぶなんて、あんまりじゃないですか〜。「じゃ、T大の学長にも、『修士以降はT大にいらっしゃいましたが、学部はY大ですからロンダリングの先鋭ですね』っていうんですか?」と言いたかったくらい。うーん、またこの話になると興奮しちゃうっ! っていいながらも、記事でしっかり「マネーロンダリング」と書いて、整理部には中見出しにもとってもらったのですが。

とにかく、争奪戦激化はいずれ書かないと、と考えていました。すぐに動かなかったのは、読み物としておもしろいテーマではあっても、ニュースが出ないだろうということ。今回、3大学を取材しましたが、ニュースなしでは、弊社みたいにあまり人的余裕がないところではちょっと辛いのです。東大柏は遠いし、北陸先端大は「東京にいらっしゃるチャンスに」って頼まなくちゃいけないし。でも、今回は教育再生会議の提言があったので、「このタイミングなら通常より読まれるから、ニュースが取れなくても構わない、取りあげよう」と判断しました。

それにしても東大柏キャンパスは予想以上に不便でした。つくばエクスプレスができて、東大柏も近くなるのかと思っていたら、駅からバスで15分。駅名は「柏の葉キャンパス」っていうんだけど。バスは日中1時間に3本。大学院生呼び寄せは、東大ブランドで強みの反面、交通の不便さが弱みに、って実感しました。

あと、これに関連して関心したのは、東大の学生は常に進路選択に迫られているということです。東大は入学時に学部学科が決まっていなくて、3年生からの進学振り分け(通称、進振)があるから、低学年から「どこに行けるか」考えつつ勉強します。で、3年生になれば「4年生ではどこの研究室に行くか」をすぐ思案する。大学院修士はそのまま上にいくことが多いけれど、ここで「(12専攻を抱える)柏の新領域創成科学研究科も悪くないな」と考えれば、そちらへの進学検討もあるわけです。そして修士1年の秋には就職活動。う〜む、落ち着いて研究ができるのって、いつになるのかしらん…。

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またブログがとぎれがちで失礼しました。週末というのに締め切り原稿4本抱えて、という状況が続いていましたが、ようやく一息。今日は1カ月ぶりに取材なしの日! あれこれ片づけもできました。でも、16時くらいになると飽きてきちゃう〜。やっぱり外へ出かけられる記者という仕事は幸せです。

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