« 取材先が、大学時代の友人と親しいことが発覚 | トップページ | 学生を主役とする教育での連携 »

2008年6月20日 (金)

著名人大学長の暴言にびっくり

最近は大学長もPRのためポスターなどに出るケースが散見されますね。私立大学などでは著名な人をトップに据えることもあって、なおさらです。その一つに通勤のたびに目につく某私立大学長が出ているポスターがありまして、その学長の件をお話しします。

その大学が、不祥事というほどではないけれど、「ちょっとマズイのでは」という出来事を少し前に起こしまして。一般紙Aが一面トップで抜いたため急遽、記者会見になりました。社会部の記者らは皆、どう謝罪会見をするのかわくわくしていったはずですが、。「記事で取り上げられた事柄はこうこうで、だから実際には問題にならない、あえていうならこういう点は反省している」という言い分だったので、どの社も翌朝付は地味な記事で終わりました。

それよりびっくりしたのは、会見だというのにその著名学長が公の場で、最初からハイテンションで怒りまくって、常識はずれの発言をし続けたことでした。まず、1)オープンキャンパスを開いたばかりで、その関係でA紙に広告を出したのに、どうしてそのA社がこんな記事を大きく書くのか、という文句。2)これによって、学生集めにどれほどのマイナスになることか、という苦情。さらに質疑応答で別の大手マスコミBが、少しきつめの質問をしたところ、3)Bの最近の不祥事を挙げて、自社を顧みろといった発言をした(実は私も、「Bはよく聞けるなあ」と思った)のはまだしも、4)「自分はBの××委員会(評価みたいなことをする)の委員をしている」と圧力とも取れる発言をしたのでした。どれももっともな言い分ですよ、マスコミ慣れしていない一般の人だとか、当事者・社だけがいる場での抗議ならば。でも、記者会見という公的な場で、あれだけマスコミに登場して慣れている人が、そんなこというの?って驚いたのでした。

ちなみに1)は「広告と報道は別です。癒着していません」でおしまい。2)はプライベートな場だったら「気の毒でしたね」とお返しするでしょうけれど。3)はまあ、他の会見者でもいったかもしれない、かな。4)はかなりマズイ。無法者みたいじゃないですか。30人の記者がいる前で脅し発言なんて…。

実は私の親しい取材先が、この学長と交友があるとかで、「じゃあ、一度、取材をお願いしてみようかな」と話していたのですが、もちろんそんな構想はふっとんでしまいました。日刊工業的には近しいわけではないし、ああいう態度を取る人のところにわざわざ行くなんて、考えられな〜い、というわけです。その一方、「これは絶対、週刊誌が書いてくるだろう。不祥事の会見だということで、いろいろなマスコミが出席していたはずだし」と楽しみにしていたんですよ。ところが意外にも載ってこない。おかしいなあ。記者会見でいった、明らかな事実だけをつなげたって、それなりの読み物になりそうなのに。

というわけで、しばらくは電車の中吊り広告が気になって、仕方がなかったのです。そのうちに、全然別件でのポスターで、当該学長の顔を見る羽目になってしまったという顛末です。でも、週刊誌の件は、私が見落としただけかな、と思う。マスコミは、マスコミが関係する話だと、自社のことでなくても力を入れて記事にする傾向があるから。うーん、もうだいぶ時間はたったのに、今でも気になる事柄です…。

| |

« 取材先が、大学時代の友人と親しいことが発覚 | トップページ | 学生を主役とする教育での連携 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 著名人大学長の暴言にびっくり:

« 取材先が、大学時代の友人と親しいことが発覚 | トップページ | 学生を主役とする教育での連携 »