連携大賞における地域・中小企業の力
日刊工業新聞の第三回モノづくり連携大賞が少し前に決定しました。http://www.nikkan.co.jp/sangakukan/08zyusyo.html
(実は最初、紙面のPDFを掲載した弊社HPの方にリンクさせたのですが、watsonさんに「著作権が…」とコメントをいただいたので後日、テキストバージョンのHPリンクに替えました。失礼いたしました。)
さらに今日(11月21日)付8ページ目に特別企画も載りました。改めて思うのは、応募・入賞案件から地域の大学・産学連携の熱意がすごーく感じられるということです。特別賞はとくに、「すべての点で優秀、というわけではないけれど、がんばっていて応援したい事例を」という審査委員会の意識を反映し、けっこうバラエティーに富んでいるでしょう? 本当のところは、「こんなに小さな案件(中心が社員数人の零細企業など)で大丈夫かな」とやや不安になるケースもあるのですが、「こういうところも応援してくれるんだ」と感じ取ってもらい、励みにしていただいているようです。
今日付の紙面の中では小宮山宏審査委員会委員長(東大総長)の審査講評も入れました。「入賞案件は小さな製品に見えても、(日本全国など)皆が使うようになれば、実体経済につながり、実需を喚起するという意味で重要だ。世界的な経済危機が起こったのは、魅力的な製品がなく消費ニーズが停滞しているのに、金融で無理矢理需要を引っ張った結果の失敗だ」と述べています。取材していて、「そういう見方があるんだ~」と感心したコメントを使いました。
来週、贈賞式のあと上位4賞の代表者によるパネルディスカッションがあり、コーディネーターをする予定です。中小企業総合展の中で行うので、中小企業と地域がテーマの一つになるのですが、実は私はこのどちらもあまり得意ではないのです。今なら新人記者は支局配属から始まるのですが、私の世代の入社時は特殊事情があったので経験せずじまい。一度も転勤したことがないのは、自身のキャリアとしてもイマイチだと思っていて、いつかは東京近郊以外で生活してみたいと思っているのですが…。あ、これ非公式のおしゃべりですよ~。今はまだ、上層部が「山本さん、転勤志望だって?」と異動させるような事態になると困るものですから。
というわけで現在、このテーマに詳しい私のキーパーソンに「ポイントはどの辺でしょうね?」と問い合わせしている状態です。まあ、だれでも得意不得意はあるのだから、と開き直って。得意でも不得意でも、とにもかく話を聞かせてもらったり、アドバイスをお願いしちゃったり、記者というのはずいぶんお得というか、ずうずうしい職業だと改めて感じています…。
追伸)パネルの実施報告は、大賞受賞の九大・坂本さんのブログをご参考ください!http://akarisaka.yoka-yoka.jp/t170332
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コメント
山本さん
今日の日刊新聞に受賞紹介が載っていましたね。ありがとうございます。
26日は、よろしくお願いいたします。
私のブログをトラックバックしておきますね。
投稿: 坂本剛 | 2008年11月21日 (金) 15時50分
お疲れ様です。
電メ的にはpdfファイルの掲載は…?
お気持ちは分かるのですが、
記事許諾など版権の都合上、
弊社紙ではありますが、加工された方が良いと思われます…。
投稿: watoson | 2008年11月21日 (金) 21時52分