インフルエンザと初・自民党本部行き
先週は文科省の同僚(日刊工業新聞では3人が詰めている)の一人が海外出張、そこへもう一人がインフルエンザでダウン。私も一週間前の週末に胃腸炎をやって、ようやく回復した段階だったのだけど、ここは科学技術面サポートにまわるしかないじゃあ、ありませんか。普段、科技面にあまり貢献していない後ろめたさもあるので、いいチャンスかもしれない。幸い、取材予定があまり入っていない週だったので、「記者がいないため、原稿が足りなくなるかも」という話を受けて、科学技術のリリースを一日2~3本、がんばって執筆したのでした。
「助っ人を本社から送るよ」とデスクはいってくれたのに、そちらは待てど暮らせどやってこない。後日、助っ人として名が挙がった本人に聞いたところ、「送り込んだ助っ人までインフルエンザで倒れたら、部は壊滅だ!」と怖れて、計画は立ち消えたらしい。…見捨てられたのね、私。でもまあ、私が悪かった面もある。11月に風邪3週間があったため、「また体調不良になったっていうのは恥ずかしいなあ~。週末の不調で平日には影響しなかったのだし」と体調不良の報告をすぐにしなかったんですよ。「事後報告」にしたのが混乱の元。「不調だって? 山本もインフルエンザか!」と怖れ、幹部としてリスク管理の任務を遂行した、ということでしょう。
それから、「だれか行けないか」というリクエストがまわってきて、自民党本部にも初めていきました。文科省の科技の法案改正にかかわる議論が、自民党文部科学部会で朝8時半からある、ということでした。「マスコミには終了時に資料をくれるので、すばやく受け取ってきてほしい、会議がいつ終わるか分からないので、しばらく待つことになるけれど」ノウハウを伝授してもらって行きました。「政治家は声が大きいし、自民党本部は古いから、会議室の壁に耳を付けると、けっこう聞こえるんだよな」っていううさわ(記者の話)にも興味があったし。もっとも今回はそこまではしなくて、政治家の秘書らしき人たちが、名刺と引き替えに資料を受け取っていくため、そのたびにドアの隙間から声が聞こえるって具合でした。廊下のソファで待てたのでよかったのですが、閉口したのは、ソファの両側に灰皿があって、たばこを吸う人がけっこう多かったこと。今時、建物屋内の廊下でたばこが吸えるなんてところ、あるんですか? って驚きでした。そうして、「やっと終わった、なんとか次の記者会見にすべりこめるかな」と立ち上がるも、「今回の資料はマスコミには配布しないことになりまして…」って。なんだなんだ。1時間半も待ったのに~。まあいいか、記事を書かないですむ、仕事が減った、ということで…。
今回、少しブログの間が開きました。それって、「忙しくて」ということが多いのですが、もう一つのメジャーな理由として「ネタがうまくまとまらなくて」ということもあるのです。忙しかったのは先週のこと、ところが今週もつい、先送りになってしまいまして。ブログを見ている方に「忙しいんだね」と気遣ってもらうと、申し訳ない気がするので、「いえ、実は」と裏を明かしてしまう私です。
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