MOT系の財務セミナーに出席
週末に東京農工大学技術経営研究科(MOT)と人材派遣のVSN社が主催するセミナー「わかりやすい財務諸表の読み方」に出席しました。日刊工業新聞の記者は、いちおう全員が経済記者ということになっていて、会社担当に移動する可能性は今もゼロではなくて、そうすると「へ? 山本さんってば編集委員なのに大丈夫?」といわれるなあ、このままだと、と気になっていたのです。それで、土曜日の4時間で無料という、私にとって【適正】な形に引かれて申し込んだのです。先週は体調が悪くて、3連休に倒れていたため迷ったのですが、結果として参加して正解でした。
財務諸表のとりあえずの読み方は、入社2年目くらいと4年目くらいに社内で受講していました。その後の企業担当時代は、苦手のまま「分かる話だけ記事にする」姿勢で4年間、お茶を濁して終わらせました。そのあとずっと産学連携担当だから、自分の理解度はまったく進歩していないだろいうという不安が大きかったのですよ。ところが、もちろん初心者用の講座だったせいもあるのですが、先生の話も上手で、内容が分かるじゃあ、ありませんか! 「質問は?」と先生が頻繁に聞いてくれるわりに、受講生から多く出なかったのを見て、私は4つも質問してしまった。「以前はあまり重視されていなかったキャッシュフローの数字が最近、使われるのはなぜでしょう。黒字倒産と関係あるのかなと思うのですが」とかね。その結果、受講内容の100%が分かったのであ~る! 感激です。こんなにも分かることは、一対一の取材でもそうそうない(笑)。
それにしても、業界担当を離れてずいぶんたつし、新聞の財務・決算記事もたいして読まないのに、どうして理解度が上がったのでしょうか…。取材先の大学人はともかく、企業人とか大学発ベンチャー周辺とかとの、通常の会話の中から、なんとなく理解できるようになったということでしょうか。実務を経験してから、机上で学ぶことの効果を実感しました。
MOTは、学部卒の若い人が直接進学したり、社会人が企業派遣で送られたりというケースもあるのですが、一番多いのは、社会人個人が授業料を出して受講する形です。授業料も安くはないし、仕事との両立で大変なのに、参加した社会人は皆、おもしろくて役に立つと口をそろえます。その、実務経験がある社会人ならではのおもしろさや効果を、私も今回、味合わせてもらった感じです。というわけで、「今日はついている」ってことで、その次へ。次は何かって? それはバーゲンですよ。3連休に動けなかったんだもん。懸案だったロングコートの新調です。購入したものを部屋にかけて(飾って)、いま一度、セミナーとバーゲンの成果をかみしめているのです。
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コメント
財務諸表や決算は「ど素人」の私には
全く解りません(汗;)
ただ、今3月期決算は過去最悪でしょうか?
先日、6日付けを読みました。
難しいことは解りませんが
大学発VBにも、国立・私立と様々あり
確かに補助金で何とか黒字の企業、または補助金なくてもトントンの企業と多様なのですね?
このような考察は、大学VBの知られざる面を垣間見ることが出来て、とても素晴らしいものです。
私のような素人でもすっと読める企画は
「日刊工業ならではの特色」と思います。
山本先生の年末年始のご苦労は素晴らしいものです。
ネットに載せられないのがもったいない!!
投稿: watoson | 2009年1月20日 (火) 01時29分
1/6付記事に対して、すばらしい誉め言葉をありがとうございます! 「大学発ベンチャーの知られざる面を垣間見ることができて」「素人でもすっと読めて」なんて、こういうほめ方をしてもらうことはめったにありません。それだけに「いつもと違う形で苦労して取り組んだかいがあった」と感激です。これを励みにまたがんばってまいります!
投稿: 山本佳世子 | 2009年1月29日 (木) 17時57分