食い意地が張っている
先日、親しいA大学のB教授を交えた数人での懇親の席がありました。B先生とは数カ月前、A大学の重大発表が会った日に、駅近くの交差点ですれ違いざま、少し言葉を交わしていました。私は夜8時半からの会見に、ぎりぎり間に合うなと頭が一杯だったので、「ま~、B先生ったら自転車になんか乗っちゃって。夕食でも食べにいくのかしら。私はこれから大会見だというのに」ってその時、思ったのです。それで、懇親の席でもその話を持ち出そうとしたのですが、なんとB先生に先手を打たれて、「あの日ねえ、山本さんったらパンなんか食べちゃって」というではないですか。パンを食べていた? 私が? 「いい年齢の女性が、駅近くで信号待ちをしながら、パンなんかかじってちゃだめですよ」と続く。…思い出した。食べてましたわ、私。夜の会見とその後の執筆で夕食が取れないと判断して、会見10分前にコンビニでパンと牛乳を買って、それを手にしていた記憶が浮かび上がってきたのです。
昔は胃が具合悪くて、食事を抜くと痛んで、その後に食べても痛みが治らないので、何かしら口にするように気を付けていたんです。「本当の胃痛じゃないんじゃない? 食べなきゃだめだなんて」といわれてたけど。ところが最近は胃の調子がよくって、食欲が旺盛気味かもしれない状態です。
昨日は、これも親しい企業が主催するシンポジウムに長時間出席でした。夜のパーティでは、「よし、これで社長のコメントも取ったし、会長にも取材のお願いをできたし」と食べ物に手を伸ばしていたら、「おや山本さん、がっついて食べていますね」と口の悪い某執行役員の声が。えっ、だって昼ご飯も半端だったんですよ。お昼休みの会見の前にお弁当が用意されていたのはいいけれど、会見が始まってそれが1時間もかかって。中断していたワタシのお弁当は片づけられてしまったんですよ。…と、そういう言い訳はもちろん、届かないまま、執行役員は遠くへいってしまっていました。あ~あ、どこかでいわれるんだろうな。「山本さん? 知っていますよ、あの食い意地が張った記者でしょう」って…。
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コメント
いいではないですか…?
食い意地張ろうと大学教授に
「名前を売ったもん勝ち」ということで…。
しかし、不規則な食生活になってしまって
胃腸の具合を悪くしないように十分ご自愛ください。
投稿: watoson | 2009年3月12日 (木) 17時09分