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2009年7月16日 (木)

産学連携担当と次官の交替

中央官庁の人事異動の季節、今回は文科省の産学連携担当者が2人、替わられました。あ、私が産学連携担当から替わったという話ではありません、タイトルが分かりにくくて失礼しました。まず、研究振興局の研究環境・産業連携課の田口康前課長は、研究開発局原子力計画課長へ。ご後任で着任されたのが、科学技術・学術政策局の科学技術・学術戦略官(地域科学技術担当)をされていた柳孝課長です。2009年度スタートの大型事業「産学官連携拠点」は、文科省・経産省の産学連携で、大学支援と地域支援の、合計4課がずっと議論し、関係を深めてきました。この件で柳課長は田口前課長と一緒に動いていらしたのです。とくに地域の大学の産学連携担当者の間では、大歓迎に違いありませんね。

この研究環境・産業連携課の小谷和浩技術移転室長は、室長の肩書きはそのままに、別のお仕事(基礎科学力強化戦略の関連)がメーンになるそうです。小谷前室長のお仕事をそっくり引き受けるのは、新たにいらした渡辺栄二室長代理です。直前は国立大学評価のお仕事をしていたとか。こちらの前職も、産学連携と比較的、近いわけですね。

それから次官も交替です。って、世の中としては次官の話が先なのでしょうけれど、まあ「産学連携日記」としてはこの順番で(笑)。銭谷真美前次官は文教がとても強い方でしたが、今回はうって替わって、文教経験がないという科学技術ばりばりの坂田東一次官です。就任会見では本当に、科技話ばかりでした。質問は第四期科学技術基本計画、原子力、JAXA、スパコン…。途中、予算の話や、お子さんの学校が私立か公立かといった質問を挟む程度。「文教で改善、注力する点は」と、文教ど真ん中の質問は、11件の一番最後だったんですよ。弊社は文部科学行政としては科学技術がメーンなので、これまで銭谷前次官の会見はたまにしか出ていなかったのですが、「これからは毎回、出席する必要があるね」と同僚と顔を見合わせました。一般紙さんの会見出席者もきっと、文教担当から科技担当に替わるのではないでしょうか。

役所は人事異動が多いので以前は閉口していました。けど、さすがにクラブ詰めが長くなってくると「あ、あの人がこんどはこっちなんだ。あの話を聞きに行くのに行きやすいな」といったメリットも出てきました。さて、これからどう回ろうかしらん…。

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