速報!! 産学連携予算の決定
現在、2010年度予算の記者会見中です。産学連携関係者の最大の懸案だった「産学官連携戦略展開事業」は、事業仕分けで廃止とされましたが、「大学等産学官連携自立化促進プログラム」という名称で引き継がれることが決定しました! 予算額は、概算要求が28億円だったのに対し、決定が26億4900万円。ほとんど維持といえる金額です。この事業予算で雇用されている方々は不安な日々だったと思います。これで安心して年が越せますね!
地域連携関係は文科省の担当課に聞いていないので、はっきり分からないのですが、複数のプログラムのうち一部はストップ、一部は生きて、「地域イノベーションクラスタープログラム」、予算額120億6500万円になったようです。この二つを合わせて「イノベーションシステム整備事業」と記されています。民主党は、内容は前政権と似ていたとしても、名称は絶対に変えなくてはと思っている面があるみたいですね。
大学関係では、運営費交付金の1%削減方針が撤回というのが大きいです。科学技術関連も、これまでさんざん、怖れていたことを考えると、全然大丈夫な状態です。科技関係は弊紙でも書くので、ブログではこの程度にしておきましょう。産学連携は記事スペースが取れないため、年明け最初の1/5付の特集の中で触れます。予算の結果をどう折り込むべきか気になって、記事が仕上げられずにいたので、その意味でもほっとしました。産学官連携関連の皆様、本当によかったですね。2010年もがんばってまいりましょう!
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コメント
「産学連携廃止」という理由で雇用を打ち切られた人もいると聞きます。
文科省はそこまでチェックしているんでしょうか?
投稿: TH | 2010年2月25日 (木) 09時23分