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2010年5月13日 (木)

高校の同窓生に出会うと

高校生に対する技術者イメージのアンケート結果が、5月5日付の日刊工業新聞モノづくり面に出ていて、あれっと思いました。というのは、実施対象が神奈川県立厚木高校という、私の出身校だったからです。校長先生が日本機会学会に報告したとのこと。珍しいタイプの記事ですね。私は理工系なので出身大学は紙面で名前を見たり、取材先で同窓と判明したりということが少なくないのですが、高校はそう多くないだけに、なんとなく気になって、同僚にもわざわざ「母校が載っている」と話しかけてしまいました。

以前、ある講座で講師を務めたM化学の研究者の方が、神奈川県中央部の市の出身だと自己紹介したため、「もしかして」と私から話かけたところ、数年上の高校同窓生と判明したことがあります。その次の時に、ランチをご一緒して高校話をと約束したところ、その相手は卒業アルバムまで持ってきてくれたのです。実はお父さまもお爺さまも出身という、筋金入りの家庭でした。高校の同窓話って盛り上がるのだな、とこの時気づきました。

先日、弊社の科技系の大先輩Yさんと、取材先の教授を引き合わせるチャンスがありました。その二人は団塊世代の都立K高校同窓生と私は知っていて。打ち合わせの後のランチ(少し親しくなる場として、ランチは便利ですよね~)の話題にぴったり、と楽しみにしていました。1学年違うため、あまり共通の知人は出てこなくて、「(実家が)老舗の△の、○っていたよね?」「ああ、いましたね」というくらいでしたが。

Yさん「でもK高校って変でしたよね」、教授「変でしたね」、私「変、ってどんな?」。Y「うーん。遠泳とか飛び込みとか、必須なんですよ」、私「そういえば私の世代でも某都立校の大学同級生が、遠泳があったっていっていました。女性でもそうなんだ、厳しいなって驚いた覚えがありますよ」。教授「教師が棒を持っていて、それでつつくんですよ。本当におぼれかけた時は、それにつかまらせるのもあるのですが」。Y「赤フン締めてやるんだよ」、私「?」、Y「入学してすぐさ、ふんどしの締め方を教えられてさ」、私「ええっ」、教授「(赤といっても)エンジ色ですね」。Y「女子学生も同じだぞ」って、それはいくらなんでもないでしょうけれど。私はもともと、団塊世代の若い頃の話を聞くのが好きなのですが、赤フンというのはすごいです。写真、ありませんかね? そうだ、ねえ教授、昔の思い出を語る写真入りコラム「我が友我が母校」に登場しませんか? 読者の目を引いて、その日一番の人気記事になるかもしれませんよ!

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