予算を受けてよい年末へ
大学・科技関連の2011年度予算案、今回はすごかったですねえ。運営費交付金などの基盤的経費は6年続いた削減に終止符、科学研究費補助金なんて、驚きの【上積み】でした。今秋の事業仕分け対象もほぼ満額というのも予想外の展開です。これまでギチギチやってきたのは、実は「予算をこんなにありがとう!」との声を引き出すためだったのでは、と思うほどです。大学関係者にとってうれしい年末になったのではないでしょうか。
私はこの年末、同僚に感謝で終わる形となります。12月頭に本業に隣接する分野での大物イベントがあり、11月末からひどく忙しく、科学技術部の皆に迷惑をかけてしまいました。記者クラブ幹事の週に重なって、私が仕切る会見はイベント後に回してもらったり。デスクに「すみません、どうしても時間がなくて、有休を取らせて下さい」といったその場で緊急の大学関連記者会見があるといわれ、息を飲む(ちょっと大げさ?)も、若手記者が替わりに出席・出稿してくれたり。普段、「コウモリは一人で飛ぶのよ」とうそぶいている私も、「コウモリ同士も仲良く、持ちつ持たれつで」と実感した次第でした。
それにしても驚いたのは、本当に疲れて疲れて、ごはんを食べていても「肩が痛い…」と泣きそうだったこと。ユンケルだ、肩こりに効くビタミン12だ、筋肉緩和剤だと大騒ぎしてなんとか乗り切りましたが、イベント後も1週間、調子が戻らなかったのはショックでした。私、そろそろ更年期対象年齢で、「働く女性の大変な時期がこれから来るのかな」とおののいているのです…。
と、部の皆へのお礼メールにも、この更年期について書いてしまいました。狙いは「これからもご迷惑をかけるかもしれませんが、どうぞよろしく」と伝えるのが目的です。子供の頃は心配性のうえ、甘えることが苦手で「くそまじめ」といじめられた私。それがいつの間にか、甘えることはなぜか上手な大人になってしまいました~。大人の世界では、「まじめ」は半分誉め言葉(半分は、効率よくやれよという助言?)に変わっていたし(笑)。ただし、感謝は忘れないよう心がけています。
今年も紙面やブログの読者に支えられて、年を越せることにも感謝です。実は新年から大学中心ページが減ページとなります。以前、火曜日は大学面と科技面の2ページでしたが、すでに4月から「科学技術・大学」2面に変えて、うちの1ページを大学中心という形にしていました。これが1ページになり、金曜日(大学・産学連携の単独ページをキープ)を除くと毎日、科技との相乗り1ページになる形です。産学連携のニュースが毎日のようにでる時期は過ぎて大分立つので、これはある意味、仕方がないというか当然のことだと、ご理解下さい。でもその分、中身の濃い記事を提供していきますので、読者の皆様、これからもよろしくお願いいたします。では数日早いですが、よいお年を!
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