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2010年12月 9日 (木)

仕事相手のイヤミの球を打ち返す

若い頃は対応できず、ストレスを感じていたのに、さすがに最近はうまくいくようになった事の一つに、相手にいわれた意地悪な【球】を、上手に打ち返せるようになったことがあります。最近、何となくそれを感じるケースが続きました。

ケースA: 山本「ごぶさたしていてすみません、このほど私が~をすることになりましたので、よろしくお願いいたします」、A氏「本当に久しぶりだね。何年ぶり?」、山本「何年ってほどではないですよ。前回が~ですから、1年ちょっとですよ」

ケースB: (先にやりとりがあったうえでの、メールで) Bさん「山本さんみたいに~な人には、もう~しませんから。ご安心を(と相手は怒っている)」、山本「それでお願いします。助かります。私は~なので、そうしていただけるとうれしいです」

ケースC: (体調が悪いので欠席、と伝えてあった相手からの電話で) Cさん「おっ、なんだ元気そうじゃないか」、山本「さっき、1本1000円のドリンク剤を飲んだので、ちょっと元気になったんですよ。高額のものはやっぱり効果高いかしら」。

要するに、相手のイヤミに気づいても、気づかないフリをしたり、正面からではなく斜めから話しをして、合わせて下手に出るという形でしょうか。ムキになって反論したりすると、なんか後で嫌な気分になるのだけど、これだとそれがないことを発見しました。年の功ですかねえ。

若い頃、企業担当になって最初に訪問したときに、嫌な広報さんがいました。「御社の直近の業績はいかがですか」といったら、「おや、先日のうちの決算発表を詳しく見てきていただいていると思ったのに、意外ですね」といわれて、頭に血が上ったことがありました。その時、どう対応したか覚えていないんだけど、悔しくてね。決算の1ページ目は見ていたんですよ。赤字だったから、「なんで逆ギレされるの?」って感じでしょ。でも今だったら、そうだなあ、「決算書は見ましたよ。でも、赤字額がちょっと大きいので、どういう特殊要因があるのだろう、私が勝手な推測をしたら失礼だろうから、きちんと説明していただかなくては、と考えたものですから」でにっこり(ハートマーク付き)、というところ、かな?

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