「来てください」の連絡は早めに
取材先から、イベントや会見で「よかったらいらしてください」との案内をもらいますが、「もっと早くに言ってくれればよかったのに」と思うことが時々、あります。「おもしろそう、参加したかったなあ。でも、アポの変更を取材先に頼み込むほどの、大ニュース取材ではないからねえ。しょうがない、パス」となってしまいます。シンポジウム開催とか記者会見とか、日程がそこそこ早く決まっているはずなのに、案内は2日前って、なんでかなあ? 言い出しにくくて、遅くなるのかな??
とある案件。「近くなったら詳細を連絡します。日程はここです」とだけ聞いていました。それが数日前になっても連絡がないので、「行かなくてもいいんだな。なにしろ場所が遠いから、ラッキー」と思っていました。そうしたらメール、次いで電話があり、「今日から始まりました。取材にぜひ」ときたんです。その時点で、「えー、やだなあ」というのが本音でした。お世話になった機関だし、もっと事前PRがあれば、お手伝いも考えたのだけど、今更ねえ~と、「断るつもり9割」でした。「開催後に様子を取材させていただく、といのでどうですか。なぜなら~」と理由を3つくらい挙げて対応しました。ところが相手も意外にしぶとい。「4日間、ずっとお忙しくて無理なのですか」。まあ、エネルギー効率を考えるとYesなのですが…。そのほか何回かやりとりがあり、「では、次の3月の開催時にいらしていただけますか」といわれて、焦りました。3月なんて、絶対だめ!! また弊社幹事が回ってくる時期だし、個人的にも忙しい。…「わかりました、予定変更を含め、なんとか考えてみます」となりました。
前に、個人コミュニケーションのノウハウで読んだことを思い出しました。「ねえ、ハワイに連れて行って」「えーっ、ハワイなんて無理だよ」「そうなの、残念ね。じゃ、草津温泉に連れて行って」「草津か、草津ならまあなんとか…」と、おねだりが成立する、というものでした。それと同じですね。って、ねだる方のノウハウを読んだはずなのに、ねだられてしまってどうするんだろう…。
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