声の大きさ、大小どちらがよい?
本社デスク業務を、うちのデスクの夏休みフォローでしたところ、電話の音声聞き取りにちょっと苦労がありました。こちらが使った電話の不具合らしくて、普段は記者クラブ電話でのやりとりなどで問題のない、落ち着いた話し方をする同僚の声が聞き取りにくくいのですよ。さらに、顔を合わせたことのない支局記者の声も厳しかったです。「原稿の~が不足だけど、時間がないので電話口で話してくれれば、こちらで追加します」といったはいいものの、相手の声が聞き取りにくくて、「□で、○で、△なんだよね??」と繰り返してもなお、心配なくらいでした。
これは、手元の電話の不具合の問題だと思うのですが、考えてみると取材先などの電話の調子だってさまざまですよね。となると、電話の声は少なくとも、静かで落ち着いているより、大きめがよさそうです。
声の大きな人って、原則的に好きですよ。豪快で、表裏がなさそうだから。論説のYさんは、もちろん取材情報の内緒話で声を潜めることもありますが、通常の電話は周囲に丸聞こえです。「もしもし、Aくんいる? Yだけど」ときて、隣の席の同僚が受話器を取ったとしても、「もしもし」の段階で「Yさんからの電話だな」ってわかるくらいです。声が大きすぎてうるさいなら、受話器を遠ざければよいのだから、秘密の話以外では大きめの声がよいかもしれません。
では、話すスピードはどうでしょう? 最近、電話取材を何回かした(まだお会いしたことはない)某大学理事は、明瞭に聞き取れるので問題はないのですが、とっても早口でした。内容に対して熱心に説明しているためか、その後の外出が迫っていてわさわさしているのか…。そして、相手が早口だとこっちも早口になっちゃって、すごいアップテンポに。これ、声の大きさでも同じですね。声の大きい人と遊びに行くと、こっちの声もいつのまにか大きくなっちゃっていることに夕方、気づいたりします…。さらに電話は、顔を合わせない音声だけでのコミュニケーションだから、なおさらその影響が大きいのかもしれません。 理事には「文科省にも頻繁にいらっしゃるとのことですから、ぜひ一度、記者クラブに寄って下さいね」とお願いしています。取材対応や内容に加え、早口の…情熱家? というわけで、どんな方かなあ~といつか顔を会わすことを、楽しみにしているのです。
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