一面連載の「リケジョ小町」
20代無名女性が著名社長より大きな写真で掲載される、一面連載「リケジョ小町」が今日付で3回目掲載となっています。対象は理系出身の研究職以外の20代女性。「新聞を読まないケースが増えている中で、とにかく手にとって開いてもらうためには何でもする」的な改革の一つで始まりました。
担当デスクがうちの部長なので、当科学技術部ではスタート前から話題沸騰。今や部長を含め7人全員が理工系出身で、うち女性3人(かつてと比べて大きく変容している)という当部ですから、関心も大。賛否両論でした。私は「取材先に相談する時は、美人が取材対象だと露骨にいわなくても、『小町の企画ですから』と強調すればよい」とのワザに感心したりして。実際の記事としては、読者が「なんだこの記事」と目を向けてくれる、まあ「何これ!!」と怒るほどふざけた記事でもない、という意味では許容範囲かと思っています。
さすが、どの取材対象もかわいらしくて、「日刊らしくない」人選です。私がびっくりしたのは、続く3面で掲載されている全身写真を見てのこと。ソニーさん(膝下丈のカジュアルなパンツスタイル)、富士重工さん(作業着)、三菱東京UFJ銀行さん(パンツスーツ)と皆、パンツルックだったからです。丸の内OLならたぶん、カメラが入る時は女性らしいスカート姿を選ぶだろうから、この点は「日刊らしい」のかもしれません。ちなみにもうひとつ、うしろの方の地域面のページでは、「現場女子」という企画(こちらは皆、作業着姿)をやっています。
目下の話題は、当部きっての個性派、Tさんが企画・取材・執筆する回のこと。「審美眼も個性的」といううわさが流れているからです…。
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