宿泊先に悩む
先日、名古屋大学へ講演をしに行ってきました。化学系G-COE関係の大学院科目「社会と科学」で、6回ほどのオムニバス形講演のシリーズでした。ほかの顔ぶれはというと、ノーベル賞受賞者の益川先生とか、東大の黒田玲子先生とか著名な研究者が出ていたので、オファーが来たときは「その先生方と一緒に、私の名前も記されるの?!」と二つ返事で受けてしまいました~。
今回はビジネスホテルチェーンの「ルートイン」を初めて利用しました。大浴場が付いたのが楽しかった(女性側は夜も朝も一人だった)。部屋はリニューアルされてシックな内装だったのに、ユニットバスのドアを開けると「あれ?」という簡素さに驚いたのですが、「大浴場を利用してね」というメッセージだったのですね。
宿泊費用は定額が支払われるので、自分で好きに手配するという大学からのお招きの定番で、このパターンってけっこう嬉しい悩みです。若い頃は安いところを選んで、差額をお小遣いに回していたのですが、ある時、まるで「学生寮」みたいなところに入ってしまって。あまりに情けない気分になったので、「もう大人なのだから止めよう」と転換しました。ここ数年は、部屋で過ごす時間が長い時には、「佳世子、いつも仕事がんばっているからご褒美よ」と自分をほめるために、少しいいホテル&広めの部屋を選びます。キャスターケースにはなくてもいいけれど、ホテルライフを満喫するグッズがたくさん。ティーバック類は紅茶にフレーバーティーにココア系、それからそれから…。最近はさらに大人になって(笑)、今回のように一泊で滞在時間が短い場合は、ホテル備え付けのグッズを下調べしていき、デイパック一つで出かけるようになりました。
今また一件、宿泊先を選ぶ状況にあるのですが、主目的以外にも時間がとれそうなので、実は2件を同時に押さえている状態です。「どうしようかなあ」と嬉しい悩みを、スルメのようにいつまでも味わっています。おっとと、いつまでもひっぱっていたらキャンセル料が発生しちゃうから、気を付けないとね…。
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