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2012年10月 4日 (木)

愛読していた「現場女子」の記事

日刊工業新聞の東日本面で水曜に連載されていた「モノづくりで輝く 現場女子」がこのほど終了しました。50数回の連載です。若手女性モノでは一面木曜連載の「リケジョ小町」もあって、リケジョが大手の研究職、現場女子が中小の技術職という感じです。私としてはリケジョはなじみがあるのに対し、現場女子は予想外の驚き満載という具合でした。

驚きの中心は「こんな仕事を志望して取り組んでいる20代前半の女性が、こんなにたくさんいるのか」ということです。写真もいいのですよお。防護めがねをかけて工作装置の前でシャフトを手にしているとか。ライト輝くヘルメットをかぶって腰に作業道具をつらくって軍手の手を挙げて指図(ポーズだけど)しているとか。現場派は社会人になる年齢も若いので、20代中ばですでに二人の子持ちというのが珍しくなかったり、「入社2年目ですが、今春から後輩の指導をしています」といったりする。「大学、大学院を出ても仕事が定まらない若い人が多い時代だ」という認識を裏切って、記事を読みつつ「すごい」を連発していました。

女性の社会進出を議論する時って、高学歴で一流の大企業や国家公務員のような場での活躍を増やそうというイメージが頭にありますよね。もちろん、社会のリーダーとなる層だから、重要なのは確かです。でも、それだけだとなんというか、頭でっかち。社会にはいろいろな層なり役割があって、それぞれのところで女性なり外国人なりマイノリティーを受け入れる環境であることが大事なのでしょう。女性モノ記事は「この子、かわいいネ」に傾き勝ちですが、それに目くじらを立てないことで、新たな気づきを読者に与えられる-。そんな記事の評価もあるのだな、と振り返るのでした。

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