年内仕事のスケジュール調整に突入
今年も残り1カ月強、年末&年明けを考えての取材・記事執筆・掲載の調整思案に突入です。親しい取材先には「イベントも発表も、年明けでネタがないときの方が大きく取り上げられますヨ」といっているのですが、年内ぎりぎりは減らない感じですねえ。
発表ものは当事者が、「ちゃんと年内に仕事しました」といいたくて、滑り込みリリースが多くなるのかと思います。でも、記者クラブの皆にしても関心が予算の財務省発表に寄ってしまったり、本当の年末になってくると新聞の頁が減ったりで。「発表されたけど、ボツね」とか、びっくりするくらい小さな記事になったりとかになります。このラッシュは直前にならないと見えてこないので、今できる対策としては「急がない独自取材アポは12月でなくて1月に」という方針でまいります。
でも「ちゃんと年内に仕事しました」といいたい気持ちはとってもわかります。記者としてのこちら側も同じだからです。「掲載が遅れて、先方が首を長くして待っている記事は、なんとか年内に掲載しないと」とあせります。連載の場合、週1や月2なので「この取材先は年明けでもOK、こちらは年内に必掲」と取捨選択です。年明けの特集記事に向けての取材を進める中で、ニュースが出てくれば「年内に突っ込む? でもデスクに、通常の4分の1の大きさにされてしまうかも」と悩むのです。
今年は特別の事情として選挙もありますから、大変です。一般紙ではない弊紙はさほどでもないのですが、先日は親しい大学広報さんから、「大々的な竣工式をしたいと思ったのに、どうも記者が全然、集まってくれそうにない。どうしたらいいだろう」という悩み相談(笑)を受けました。私も「記者クラブ対応ならこうしてみては? ほかにあんなやりかたもPRに効果的かも」とアドバイスしたのですが、地元県庁の記者クラブなんてまったく相手にしてくれないらしい。もともと、科学ネタは県庁クラブだと冷たくされがちなのだろうけれど、資料投げ込みすら嫌がられている様子です。
というわけで今年の年末は、準備万端で余裕を持って&すばやく臨機応変に、仕事を進めていく意識が、多くの人にとって大事となりそうです。がんばりましょう~。
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