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2013年5月10日 (金)

世界遺産になってもならなくても

富士山の世界遺産登録のニュースは文化庁を抱える文科省の記者クラブ案件で、これはゴールデンウイーク谷間の4/30(火)に動きが出て、翌5/1付一般紙は一面トップなどで大変なイベントでした。日刊工業新聞ネタではないので、クラブの雰囲気を見ているだけでしたが、慌ただしかったですね。だって、ユネスコの世界遺産委員会の諮問機関、イコモスの発表がありそうだとの連絡が入ったのは夕方のこと。GW谷間でのんびりした感じは一変です。GW明けの発表といわれていたのが急遽変更で、欧州の事務局側は5/1のメーデーを避けるのでその前になったとか。深夜零時を挟んで、正式な第一報やらレクやらがあったようです。

実はこの夏、仕事先の数人の親しい人との間で、富士登山行きがほぼ確定しています。イコモスの発表前のGW連休には、【プレ富士登山】ということでトレッキングを敢行。慣れていない私ですが、登り3時間強、下り3時間弱でまいりながらも、「富士山に登るために」と歯を食いしばってやりとげました。

数年前、社会人大学院生時代に若い学生らの富士登山企画に乗り損ね、その時は恐ろしい強行軍だったので乗り損ねてよかったのですが、やはり「一度は富士山に」というごく一般的なミーハー感覚がありまして。周囲に話しているうちに、企画をしてくれる友人が出てきたのです。現在、週末に自宅周辺4時間ウオーキングなどもして、運動苦手な私なりに意識向上に努めているのです。

世界遺産となり、大変な混雑となるだろうという点はとても辛いのですが、世界遺産ということでがんばりの後押しになる面も確かにあるでしょう。ということで、「世界遺産になってもならなくても、がんばろう」という姿勢です。

それにしても、夕方になって夜中の会見が入り、翌朝付の紙面の執筆に取り組むだなんて恐ろしいことです。いよいよ日刊工業新聞の今年の記者クラブ幹事が、来週からスタートします。どうぞ恐ろしいイベントだけは入りませんように…。

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