概算前のこの時期に記者懇?!
「研究関連3局は、日常的に顔を出してくれる記者が少ない、と気にしているんですよ」との話は某課長から聞いていました。だから、文科省内の研究関連局の幹部とメディア記者の懇談会を始めたいとの話は、意外ではあrませんでした。とはいえ、概算発表1週間前という時期に、第一回を開催するというのは…。
「どんな具合なんだろう?」と思うの、当然ですよね。概算の動きのほかにも、リニアコライダー誘致や新型ロケットのイプシロンの発射(本日、もうまもなくです)など話題がたくさんある時期です。「もしかしたら、非公式のレク状態になるかも」と思い、いちおう筆記用具を懇親会会場に持参していました。会社担当記者から以前、「役員とメディアの懇談会で、調子に乗った社長が口をすべらせたため、記者が執筆に走ることとなり、その後の懇談会会場は記者不在」って話を、聞きましたから。
結局、文科省側からの説明のようなものはなかったのですが、なかなか中身の濃い会でした。多数の課や役職の担当案件を、幹部それぞれから直接、リラックスした雰囲気の中で聞けたのですから。春に文部科学/科学技術行政の担当になってから、本当は「端からしらみつぶしに訪問してネットワークを構築すべきか?」と思いもしたのですが、なかなか手が回らない。それだけに、今回の会は、親しく言葉を交わすようになり、「こんなことやっているんだ~、ではこの切り口でそのうち取材にいってみよう」と、何件も思案できるチャンスとなりました。
結局、この会をこの時期に開催した意図というのは、「研究局の取材をもっとよろしく。ついては、いよいよに発表が迫っている概算、まずはそれからお願いします」ということかなあ、と理解しました。概算は、発表を受けて動くものもある一方で、発表より先に書く(抜く)ものもあるので、微妙だという点は会の実施前も終了後も同じではあるのですが。この辺の具体内容は、次回のブログで書く予定です。
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