多忙になる前に
役所の幹部人事は、通常国会の開会前と閉会後に出ます。多忙な時期を避けての人事異動ですね。同様に、私も「国会が始まって多忙になる前に」と、親しいA氏を通じて、20年ぶりの業界紙B氏と、3人で集まる席を設けていただきました。
「きゃあ~、Bさんお久しぶりです。ご一緒したのは2件の海外出張時くらいで、お会いするチャンスが少なかったですものね!」と最初から山本はハイテンションです。山「ドイツのホテル朝食の席で、やりとりしたの覚えていますよ~。『Bさん、昨日の取材で出てきた~って何ですかね。あの社は~のはずだし、~なんですよねえ?』と持ち出したら、Bさんがこう対応して。『そこまで気づいているなら教えてあげるか。うち単独記事で書くつもりだったけど、仕方ないな。あれは~ということ。昨日の資料の~に載っている。じゃあうちと日刊工業だけで載せるということで。同行のC社のやつには内緒ね』っていってくれて」。B「そうだっけ、覚えていないよ」。
A氏はサポート役に徹してくれています。A「山本さん、コース料理以外に、△も食べる?」。山「食べる食べる。それで、シンガポールにご一緒したときは、最終日のレストランでBさんが歌なんか歌いだしちゃってびっくりでした」。B「あ、俺△は止めておく。3回もあたったことがあるから」。山「えーっ、△と相性が悪いんですね、きゃははっ。それで歌を歌ったのが、御社のシンガポール支局開設につながったって、どういうこと?」。…話は尽きませんでした。
翌日夜。体調がおかしい。吐き気と下痢。これは…? ウエブで調べました。△、つまり「牡蠣」と入力して。そうしたら。牡蠣のノロウイルスによる症状が、ぴったり自分に当てはまりました。ノロウイルスって大規模感染で子供とか病院で広がるから社会問題になっているけれど、牡蠣であたるっていうごく普通の、よく聞く現象の原因だったんですね…。
ちなみに、一緒に食べたAさんは腹痛があった程度だそうです。体重差を考えると、症状の差も当然かなあ。幸い週末、安静にして回復。仕事に影響を与えずにすみました。やっぱり正解でした。「多忙になる前に、牡蠣にあたっておこう」って選択…(?)。
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