不変と革新
新年おめでとうございます。タイトルをみて「ありきたりの言葉を使っちゃって」と思われた方もいたかもしれません。経済人や科学技術関係の幹部が口にする定番ですからね。でも、記者として私は、自身が「本当にそうだな」と思ったものだけを使うように、意識はしているのですよ。
日刊工業新聞社はこの2015年、100周年を迎えます。そのため仕事始めの社員総会で、この言葉が出てきました。100年って「すごい」と思う一方、長い社員(+再雇用など)だと在籍50年ほどになることもあり、「たいしたことない」面もあるような気もするような…(笑)。でも「変えてはいけないことを明確にしてこだわる一方で、周囲とは違う新たな挑戦もしていく」という姿勢はいいな、と。私個人としても思うところあって、この流行の標語が気に入りました。
流行語はあちこちで出てくるので、「斬新」とはいきません。でも別のところで目にして「あっ、そうだ、不変と革新でいくんだった」って思い直す効果があるのではないでしょうか。人気観光地への旅行経験と似ているかな。「だれもがいくところに旅行するなんて、冴えないかも」と思うも、行ってみるとやはり、定番としての魅力が多々ある。そしてテレビや雑誌での特集で再び目にすることが多く、「よかったわねえ」と何度でも思い出す(笑)。ということで今年は、これを自身の標語としてしてまいります。
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