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2015年3月15日 (日)

ライフサイエンスの半端な知識が危ない 

仕事の体力勝負に自信がない私は、健康について関心が高く、昔はライフサイエンスの技術担当記者もしていました。なので、ここしばらくは良好なるも、長年苦しんだ胃痛とピロリ菌についても、よく情報収集しわかっているつもりでした。ピロリ菌除菌はうまくいかず、3回もしたうえでようやく完了。ところが1年前、社の健保の郵便検診では「陽性」。もう一回、秋にやったところでも「陽性」でショックは消えず。胃痛も少しあったので先日、胃カメラをいたしました。

実力のある専門病院で、死ぬほど辛い胃カメラ(鼻からも私は口からと同じくらいきつい)も10分弱で終了の手際のよさがしばらしい医師です。胃カメラの結果は問題なく、ピロリ菌の話をしたところ、意外なことが判明しました。いわく、「郵便検診は血液の抗体を見ているでしょう? それでは、以前かかった患者は陽性で出る(こともある)よ。うちでは呼気で検査して、除菌を確認している(またかかるということは今の日本の風土ではほとんどない)から、(絶対にピロリ菌は)いませんよ」とのこと。そうなんだ~! いわれてみると納得。忙しい医師に代わって、無料の電話健康相談(会社の福利厚生の中でもっとも活用しているサービスです)で、詳しく説明してもらい、納得しました。一人合点のショックは不要だったのね…。

各検査法の善し悪し・注意までは知らなかったくせに、なまじこのテーマはよく修得したと思っていたためにの勘違いです。似たケースでは、もっと精度の怪しい遺伝子診断を、医師の指導なしに受けるサービスが出てきているけれど、その危うさはいわずもがなですねえ。皆様、気を付けましょう。

実は同僚が長めの出張中で、「ライフサイエンスは山本さん、昔やっていたんだし、発表ものの対応は頼みます」という形になっているのですが、これも注意せねば。昔取った杵柄という半端なところで、勘違い原稿を執筆しないように、って。再生医療学会なんて大物は、ぎりぎり私が扱わずにすみそう(同僚が帰京してバトンタッチ)なのですが、不安だなあ。早く帰ってきてね~!

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