土曜当番での桜とマンション
土曜日に出勤する当番日がたまにあり、昨日がそうだったのですが、ちょうど東京で桜が満開という日に当たりました。平日と違ってバタバタすることはなく、また常駐の文科省ではなく本社(駅でいうと東京メトロの水天宮前とか人形町になります)だったので、ランチお花見を計画。「えーと、本社近辺で桜が楽しめるのはどこかな?」と思案し、あまり知らない道をウォーキングして楽しみました。
この辺りは以前はオフィスが中心で、週末は人気が少なかった覚えがあります。が、最近はウェブや冊子を使っての街歩きの楽しみに来る人も増えて、年度末の桜ですからもう、人が大勢いました。マンションも増えているのですが、私が気になるのは食品スーパーが少ないことです。都心だから二つ目の居住空間として部屋を持っている人もいるとは思うけれど、でも昔からの店舗をビルにして住んでいる人もそれなりにいるはずで、だけどスーパーが、コンビニと見まがう小ぶりの「まいばすけっと」しかないのでは、充実した食生活にならなさそうだなあ、なんて余計なお世話であれこれ考えていました。
すると「あの、すみません」と女の人に声をかけられました。はい? 「あの、これどうぞ」。? 新築マンションのPRのパンフレットです。はあ、受け取りましょうかネ。「いえ、手にそれを持っていらしたので関心があるのではと思いまして」。あ、これ。さっき信号待ちをしているときに受け取ったマンションチラシ入りのポケットティッシュが手にありました。「マンション、お探しなんですか?」。いえ、そうではありません、すみません。と私から離れたのだけど、なぜ声をかけられらのかしらん。チラシ入りティッシュ(本当はティッシュ付のチラシなんだろうけれど)はあちこちで配っているのに。
…で、気づきました。私、歩くのにきょろきょろしていて、建物の上の方も目をやったりしながらだったから、だと。ちょっと予想とははずれたけれど、さすがの営業パーソンです。私も同様の技術を身に着けたいものです。仕事がらみのパーティで、「あの人がネタを持ってそうだな」と見分ける、そんなすべを。
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