関西行き、震災におびえて夜中に荷造り
この週末、大学関連で関西行きがありました。大阪の大きな地震からまだそうたっていないから、警戒は怠りません。万一の時に頼る大学関係者の電話番号をいくつもメモしておきました。一泊なのでデイパックで、荷物を軽くして行くところですが、軽食スナックや飲み物もいつもより重めです。東京でのデイリー仕事でも同様にしていますが、地方に出ているときに大きな災害にあったりしたら、大変さは段違いですからね。ホテルのチェックインでも「2階など低層階での部屋をお願いします」とリクエストしました。
それでも翌日は休みゆえ、遊びの予定を入れていました(笑)。それで、所用を済ませた後に「明日の天気は大丈夫かな」とスマホでチェックしたら、いつのまにかけっこうな雨予報に変わっています。雨にも対応可の日傘しか持っていないし、屋内遊びに変更か…。博物館は前に行ったし。美術館で気になっているのがあったけど、バスでちょっと遠いし。どうしようかなあ。あまり行きたくないなあ、と珍しく消極的な気分のまま、ベッドに入りました。
眠れません。いったん起きて、ホテルのライブラリーで借りていたガイド本(次回の来訪時に遊びに行くところを物色するのが目的)など見て、1時間半後に再び、トライしますがやっぱり眠れません。どうしたんだろう、珍しい。昼間は所用と絡んであんなに歩いたのに。そういえば行きの新幹線や、チェックイン可になってすぐ入ったホテルの部屋でも、眠れなくて「目をつぶって休んだ」だけになったのも、不思議だったし。そこで「はっ!」と思いつきました。「これ、大地震の前触れかも?!」。
それで飛び起きて、散らかしていた部屋の荷物を集めて、真夜中に荷造りです。いつぐらぐらっと来ても出られるように。懐中電灯のありかと、避難順路も再確認。朝食スタートの6時半に合わせて動きだし、いったん部屋に戻るつもりにも関わらず、一式背負って朝食会場へ。朝食食べてる途中に、揺れがくるかもしれないから。そしてそそくさと、新幹線は8時すぎに乗って帰京するという形になりました。
幸い、杞憂で済みました。でも、自分の直感で判断できて、よかった。乗り気でない観光で時間をつぶして、地震にあったりしたら、情けなくて耐えられないでしょ? ここ2年くらい、食事は3食栄養が完璧、睡眠は毎日△時間とたっぷり、仕事でほぼ一日1万歩歩いてストレスもかなり解消できていて。更年期のせいか疲れやすいなど問題はもちろん、あるけれど「生物的な直感なり長寿なりが実現できる」気分になっていたのです。それで大地震の前ぶれで、ネズミとかトリが騒がしくなるのと同じような直感が、「今の私なら、ありうる」と感じたわけです。今回の顛末を話すと、だれもが笑うかなあと思っていました。が、ある超ポジティブ知人は「夜中のその時、地殻変動があったのかもしれないよ」と。そう、健康人たるもの、地震予知くらいできなくっちゃね?!
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