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2018年12月

2018年12月29日 (土)

へこんでも戻る

年末に仕事でトラブルを招いてしまいました。まもなく仕事納めという時期に、先方に申し訳ないことをしました。幸い、二段階でのリカバリーの方策を示すことができ、理解を得ることができました。意外だったのは相手は抗議しつつも、私の普段の仕事は評価しているという雰囲気の反応をしてくれたことです。そのことはもちろん嬉しかったし、コミュニケ-ションとして先方にとても感謝しています。

振り返ると若い時は、今回と似た形の失敗でもショックがひどかったものです。最近の言葉で言うと「心がポキッと折れる」感じでしょうか。理由の一つは、まだ大して実力がない若手だから、先方にとっては「私との関係性におけるプラスがないのに、ひどいマイナスが振ってきた」という具合で、怒り心頭だったのでしょう。自分としては経験が少ないため、つまり打たれ慣れていないため、過剰に傷ついてしまった感じ。私たちの仕事は比較的、自由度があるため、「それきり、その相手のもとには出向かなくなった」というケースもありました…。

その意味で今回の私は、少し前の流行言葉でいうと「へこんだ」でしょうか。「へこんで、重要なことを学びとって、戻る」ということです。だから若い人には、「心が折れる、なんて辛い言い方をしないで。へこんだ、くらいにとらえて大丈夫」といいたいな。若い時分の自分に(ダジャレじゃないですよ、笑)対してもね。ちょうど年が改まる、リセットのタイミング。来年もがんばって参りましょう。

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2018年12月19日 (水)

立ち居振る舞いに影響する”年下の憧れの人”

珍しい懇親会を私の企画で実施しました。大手上場企業の役員と知り合ったので、以前から親しかった著名大学の教授と企画した女性3人の集まりです。同世代で同窓、各々の強みが生かし合えると思っての企画でした。

悩んだのは言葉遣いです。通常は「年齢の上下、その年数の開き」、「所属組織の内外」、「仕事上の関係性」、「同性・異性・その他(最近はLGBTへの配慮から、大学のアンケートでも男女のほか『その他』を設定するそうです)」、「それまでの親しさ」といった項目を勘案して、だいたいの設計をします。「敬語使いはこれくらいかな」とスタートして、相手のタイプ(ラフな人か、きっちり型か)も勘案し、会話をしながら調整します。「最初からタメ口」の人は嫌がられるけれど、「いつまでも他人行儀」という人も「あまりこちらとつきあいたくないのか」と感じさせてよくないでしょう。変化して当然です。でも、難しい。今回も、相手の話しぶりに引きずられ、やや過剰にくだけた言葉使いとなった場面もありました…。うーん、どんな相手にもマッチする話し方で、いつも統一できればいいのに。それってどんな感じ??

マイイノベーション(マイブームのもじり。自分で自分を革新する)で思い至ったのは「年下の、憧れの人or自分のことを素敵だと思ってほしい相手」に対する話しぶりが、オールマイティーではないか、ということです。ちょっとした緊張感があって、優しい気持ちで、丁寧で、はしゃぎすぎず、の言葉使いです。憧れの人、可能なら異性などときめく相手が理想ですが、難しければ俳優や歌手、タレントさんのプライベートに、たまたまぶつかったという想定(めったにありませんが、笑)でもいいのではないかしらん。

そしてこんな設定をしてみると、あ~ら不思議。言葉使いだけでなく立ち居振る舞いにも好い影響が出てきます。姿勢とか服装とか。私の場合、以前から「駅の階段に落ちているチラシやビニール袋を、拾うべきか無視すべきか」に悩むことが多いのですが、これにも「解」が出ました。それまでは「拾った後の処分にまで、私1人が頭を悩ます必要はない」「でも、年長者が踏んで滑って大けがしたら、と気になる」ジレンマでした。それがじゃじゃーん、憧れの人が見ているかも、と想像すると、スンナリしかも、さらっとさりげなく、拾えてしまうのです。大転換、心のイノベーションです。もう年の瀬、来年はこの心がけで素敵な女性にランクアップを図りましょう。まずは拾ったゴミをしまう袋を持ち歩く習慣を付けますかネ。

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2018年12月13日 (木)

「ハラスメント」の本来の意味を実感する

近年、注意すべき「△ハラスメント」がてんこ盛りになっています。ハラスメントとの定義は、端的にいうと「嫌がらせ」です。それが「(本人の意図とは関係なく)相手を不快にさせたり、不利益や脅威を与えたりする発言や行動」と広く解釈されるようになっています。でも、後者は、前者の「嫌がらせ」とは違うケースも多い気がします。例えば「スメルハラスメント」って、「周囲が嫌がるにおいを当事者が発している状況」を指すでしょう。原因はタバコとかか汗とか汚れとか。最近流行の芳香性洗剤も、私は苦手です。でも。それって「嫌がらせ」というより、「周囲に対する配慮不足」というのが適切かなって思うのです。

最近、取材先との懇親で、元役人のAさんの話しぶりをみていて思いました。政府とか大学とか役所とか、あれこれ厳しく批判します。でも、あんまりキツイ人っていう感じがしないのです。根が明るいのでしょう。不思議です。そう思ったところで、Aさんとも親しい元メディア人のBさんを思い出しました。Bさんも鋭い批評を次々繰り出す人で、相手が高級官僚でも大学幹部でもまったく気にしません。その話しぶりがなんといっても独特で、Aさんとは対象的です。なんていうか…、ばさばさと切る、だけでなくって、ねちっとした嫌みが入って…、皮肉かな…、相手が嫌な顔をすると嬉しそう、というかせせら笑う感じ…。そうか! これがハラスメントか!! 相手が嫌な気分になるのを喜ぶ、これが「嫌がらせ=ハラスメント」なのですね。自分が優秀(鋭い)ことも相手に認識させられて、勝った気になるのかな。「皮肉屋ってどういう精神構造なんだろう」と疑問に思っていたのですが、こういうことなのかと納得しました。

おもしろいのは、このBさん、官僚の間ではそれなりに人気があるのです。不思議。近年の文科省は社会的な問題が多くて、さんざんメディア上では批判されているけれど、そもそも高級官僚に面と向かって悪口を言う人はあまりいない。その仲で、官僚のことをよく知りながら問題点をずばずばと指摘するBさんは、貴重なんだって前に聞きました。でもねえ。ハラスメントでしょう、あの姿勢は。小心者の私にはできません。目指すはAさんですね。問題点は指摘するも、明るくさっぱり。基本は応援する姿勢。そんな記事を書いて参ります。

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