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2020年2月10日 (月)

免許などに旧姓を記載するノウハウ

引っ越しと、政府の制度改正が重なったので、「住所変更と一緒に旧姓併記を実現しよう」と思い立ちました。半年ほど前から、住民票と免許証で可能になったんですよ。対象者以外はあまり知らないと思いますが。思案している方もいるかと思うので、ここにノウハウを記します。

まず私はマイナンバーカードを作っているので、住所変更自体、とても簡単だということがわかりました。カードを転出の自治体に持って行って、次に転入の自治体に持って行くだけ。電子的に住民移動がなされるわけですね。印鑑もいらない。パスワード入力で席を移動するといった手間は少々、あります。住民票を印刷物で取るのと違って無料です(多分。一月ほどあいてちょっと不確か…すみません)。ただカードだけで手続きが済み、印刷物がないので、中身がのぞけなくてちょっと気になります。

旧姓併記を希望する場合、この転入届を(マイナンバーカードなどで)出す時に、戸籍を沿えて手続きします。この手続きにはかなり時間がかかりました。40分くらいかなあ。その前に戸籍を、印刷物で入手しておく事前準備が必要です。私は本籍を近場の区においてあるので、取りに行くのは容易でした。注意がいるのは、「その戸籍に、旧姓の時の戸籍筆頭者の記載があるか」という点だそうです。90年代半ばにあった法改正の後に、姓が変わったなら、前の戸籍筆頭者の記載がなされているのでOK。法改正前だと、この記載があるのはもう一つ前の戸籍になるので、それを入手する必要があるのだとか。これだと子ども時代の戸籍で、遠隔地の役所から取り寄せるなど、面倒なことになりそうです。

次に免許証です。書き換えで利用している職場近くの都心の免許更新センターへ行きます。持って行くのは免許証と、マイナンバーカードです。マイナンバーカードに新住所と、旧姓が入っているので、それが引き継がれます。新住所は免許証に印刷されましたが、旧姓フルネームは係員の手書きでした。今ひとつ、筆記が美しくない気がして、自分の名前だけに残念でしたが(自意識過剰?笑)。

ちなみにパスポートの旧姓併記は、半年あとくらいに可能になる、と聞いています。「仕事上など必要あればこれまでも可能だった」そうですが、私は海外出張はあまりないし、そこまでしなくてもと思って放っていました。でも比較的、容易なら入れたいです。だって名刺は通称(旧姓)なのに、パスポートは戸籍名(新姓)で、トラブルとなる不安が最も高い案件なのですから。でも、パスポートたしか、10年有効のをつくった覚えが。いつ、書き換えかなあ。「それまでに旧姓に戻ってしまった、併記する必要なし」なあんてことが、起きたりして?!!

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コメント

実は私、昨年母が急逝いたしまして、
相続で戸籍謄本を取るのに大変な目に遭いました。。。
定期預金をしていたらしく、その相続で生まれから死亡までの本籍のある戸籍謄本が必要になり、3カ所ほど役所を回りました。費用も結構かかり、実質、定期預金の利息以上にお金がかかった記憶があります(笑)
マイナンバーカードつくろうかなと、思う日々です…

投稿: watoson | 2020年2月16日 (日) 08時10分

旧姓使用の容認がもっと広がってほしい。
旧姓使用の容認がもっと広がれば結婚するカップル法律婚するカップルが増えると思います。
旧姓使用の容認がされないから事実婚やパートナシップを選択している人は少なくないから。
旧姓使用を容認して2つの姓を自由に使い分けられるようにすれば良いのにとおもいます。

投稿: morikana06250625 | 2023年6月18日 (日) 14時33分

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