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2020年3月

2020年3月29日 (日)

スケジュールノートの新調と、FRIXIONペン

新年と新年度と、カレンダーや手帳、スケジュールノートを新調する機会がありますが、私は「新年度派」です。4月の新年度入りを控えて、用意した新たなA5ファイリングノートにシフトします。こういう時って大好きです。楽しみと仕事の年間(正確には年度間)の予定を書き写したり、仕事のサポートとなる情報ページを移動させたりします。今回は、東京五輪の予定がなくなるという、大予想外の変更がありました。私自身の予定で変更になったのは、唯一、応募から当選した地味~な某競技の予選の予定だけでした。「7月の今年限りの4連休って、法律で変えたといっていたから、このまま連休なんだろうな」と考えながら。 だけど東京都関連など五輪担当の人たちは、スケジュールノートを前に呆然としているんだろうな、と思うと気の毒です。さらにコロナの脅威は予断を許さず、どのくらいで落ち着くのだろうかと思いながら、ノートをめくっています。

そしてスケジュール帳のお供の筆記具としては、これです。「FRIXION」(フリクション)。こすると熱で消えるペン、PILOT製です。すでに大人気の商品ですが、になっていますが、個人的には割合と早い時期に見つけて使い始めていました。「これ、大発明じゃないの」と感動し、人より早く知ったことで得意になった覚えがあります。だって「ボールペンは消せない&けっこう液だれするものがある」「シャープペンシルは、消しゴムを探すことが多い&腕でこすって汚くなることがある」けれど、これは「所持はこれ一本でOk」ですから。つまり、「ボールペンとシャーペンに並ぶ、一大ジャンルになるのでは」と予想したわけです。そして最大の使い道がスケジュール帳。予定が頻繁に変わっても書き直しが容易です。そういえばテレビCMでも、上司の気まぐれで予定が何度、変わっても書き直せる、というシーンを使っていましたね。

嬉しいのは、大学のメディア懇談会などのノベルティーとして出てくるケースが増えていることです。ノベルティーの王道はボールペンのようですが、すぐ書けなくなったり、液だれで手がぐちゃぐちゃに汚れたりするものがある。文具屋で売っているものと違って、ボールペンのブランドが示されていないことも多く、なおさら「これ、ちゃんと使えるのかな~」と疑心暗鬼になります。そのボールペンの地位を今、蹴落としつつあるのが、FRIXIONでしょう。おかげさまで黒に赤、3色セット、ノック式にキャップ式、ラインマーカーも青に黄と、コレクションが拡大しております。

あ、もう一つ好きなノベルティーは、ふせんです。これもいろいろな大きさを少量ずつ、スケジュール帳にセットしています。少し大きめのものは、「今週中に片付けたい案件」をメモしてスケジュールノートに貼付け、全部が片付かなかったらそのまま、翌週の頁に張り替えるという使い方をします。まあ、こういったものは本来は、自分で購入すべきものなので、大学にもらいをせびるのはみっともない気もします。が、いずれにせよノベルティーを用意するつもりがあるのなら(笑)ぜひ! これらのグッズを歓迎します~。

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2020年3月27日 (金)

新型コロナのコミュニケーション

数日前に医科大学トップと話す機会があって、「(新型コロナウイルスの)今回は第二次世界大戦以降、最大の危機だ」との発言にびっくりしました。その後、東京では得意の上意下達(開催国ゆえ五輪に必死だったのも大きい)もあり(検査が十分にされていないとの話も)、「3月27日午前の段階で、日本は感染者1400人、死者50人300人レベル」「同じくイタリアは感染者8万人、死者8000人(1割!)」といった数字を報道で知りました。そして「確かに世界全体では、日本国内の感覚よりずっと厳しいのだな」と振り返りました。また同じトップが、「(移動が全面的に禁止されたときに備えて)研究の細胞や動物、(日持ちのしない)試薬の扱いについて検討している」と言ったのにもびっくりしました。が、その後、小池都知事が「都市封鎖」と発言して1都3県の住民をびびらせたので、そうかそういう話になりつつあったのか、と思いました。

新型コロナウイルスって、なぜそんなに恐ろしいの? って、この点、報道でもあまり明確にしていない気がします。当初は確かに、「どんなものか分からなかった」から、大事をとったというのはあると思います。でもその後は、「世界的に幼い子どもも含めて、若い人は全然、死者が出ていないんだって?」となってきました。日本は学校閉鎖したけれど、まあその時点では若い人への感染・症状がよく分からなかったのもあるんでしょう。でも今の段階となっては、私の感覚からすると「新型コロナって、インフルエンザと同じようなものなんじゃない?」と。少なくともペストとか狂犬病のような致死率ではないようだし。そうそう、死亡率ではなくて致死率というのが、正しく意味するところ、というのも新聞記事での説明で知りました。

なぜそんなに恐ろしいのか、今のところ報道での専門家コメントなど、切れ切れに出てくるものをかき集めて今のところ理解したのは、以下のようなものです。「感染して死亡に至るという致死率では、若い人や健康な人なら問題ない。ただ高齢者や持病を持つ人などは、肺炎を起こして死につながってしまう。新しいウイルスであるため、爆発的な感染拡大になる可能性があって、そうなると病院での対応能力を越えてしまい、手当できるはず人もできなくなって、耐えがたい死が増えてしまう。そうならないようにする必要がある」ということでしょうか。「収まるには多くの人が(軽く)感染して免疫を持つか、ワクチンが実用化されるのを待つか」という専門家のコメントを見て、「きっとインフルエンザが、新たなウイルスとして登場してきた時(いつ頃か?)と同じなのでは」と思った次第です。インフルエンザだって毎年、かなりの数の高齢者らが亡くなっていて、だから国がワクチン接種の支援をしているのでしょう。

となると、今の「緊急の自粛をお願いしていたのに皆、その心持ちが緩んで3連休に出かけたりして問題だ」といった表現や、引き締めのために「都市封鎖」といった言葉で脅すというのは(スーパーの買いだめ騒ぎは、脅しが効いての過剰反応でしょう?)どうかなあと。国民が本当のところを理解できる形での、コミュニケーションになっていないのではないかな、と思うのです。今だと「国が自粛といったので、行楽地やイベントはクローズ。よって皆、出かけなくなる」という結果だしょう。若い人をはじめ「別にかかったって平気でしょ」「自粛は必要ないんじゃない」って思う人もいるわけで。それよりも「健康被害はインフルエンザに似ている。だから若い人は出かけたくなるけれど、インフルエンザと違って生物的・社会的に対応がまだできていない。だから感染者急増で医療機関が対応できなくなったら、大勢が命の危険にさらされる」という表現で、伝えられないかなあ。子どもだって「自分たちは平気でも、自分がウイルスを伝えてしまう可能性があって、それで大好きなおじいちゃん、おばあちゃんも含めて、危険にさらされる人が大勢、出てしまうんだ」と理解できたら、違うと思うのではないかと。コミュニケーションをもっと上手に考えないと、と思うのでした。

と、書いてみましたが、「なにいっているの、山本さん! 新型コロナは▽で◇だから大変なのに決まっているでしょ!」との指摘があったら、直ちに書き直します。本日はもう時間が遅いので、同僚の医療系担当者にこのブログを見てもらいそびれたのだけど、お願いメールしようっと。その結果、まもなくこのブログ、跡形もなくなっていたりして…。

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2020年3月24日 (火)

ウェブセミナーと内職の名刺片付け

セミナーとか講演会とかって、自分に関心があるテーマに内容がシフトするまで、ヒマで”内職”に走ることがあると思います。照明を落とした会場で、光るのを隠しつつこっそりスマホをいじるとか。強者のシンポジウム登壇者は、パネルディスカッションで壇上に座りながら、スマホを見ていることがあるんですよ~。私もパネリストとして壇上に上がったケースで、発見したという状況です。内職ですから、会場から気づきにくい形になっているとはいえ、これには驚きました。著名人だとそういう人前の場も多くて、慣れっこなのでしょうかねえ?

さて、ここに来て3回、PCを使ってのウェブものがありました。一つは某大学のシンポジウムをウェブに切り替えてのもの。慣れていないため開始が30分、遅れて途中で途切れもありました。続く2つは外資系関連で、どちらもZOOM(私は初めて)を利用。メディアセミナーの参加は10数人、大規模な大学関係者向けカンファレンスは約600人の視聴でした。講演者の1人はロンドンから。さすが英国、2人出てきましたが聞き取りやすい、きれいな英語(これに日本語の字幕対応)で、「語学留学ならやっぱり英国かなあ」と、関係ないことでの感心もチラリ。地球の裏側からの登壇(内容からして即時、つまりオンライン)だったけれど、トラブルがなくてさすがでした。

これらはPC使いなので、いつもの職場の席というのが超魅力的です。席周りは明るいし、「今日はどの内職をしようかな」と考えるだけでワクワクしちゃう(笑)。メールチェックや資料整理もありますが、「重要な発言を逃しては本末転倒」ということで、内容は簡単なものが好ましい。その意味で、いいなと思ったのは名刺の整理です。1年半ほど積んであった(本じゃなくて名刺ですから正確には、重ねて並べてあった)のを片付けます。まず名刺分類の机の中から、タブごとに取りだして、「名刺管理ソフトのSansanに入っているし、もうこのところのやりとりはないから捨てていい」のを処分し、「万一、Sansanが使えない場合に備えて、引き続き保存しておく」のを残します。これでぐっと圧縮されます。その後に、「とりあえず終了、後で分類」という大枠においてあったここ1年半の名刺を、上記と同様の形でセレクトした上で、各タブに分類していきます。これならウェブものをイヤホンで聴きながら、時々メモしながらでも、トラブルなくできますう~。って、名刺整理の最新版ノウハウを今回、更新した次第です。

それにしても。コロナ関連で仕事もプライベートも、予定が減ってゆったり。この状況を現すメールおしゃべりなどでは、「ヒマ」という言葉をいそいそと、意識的に使います。だってなかなか、使えないですよ、この言葉。普段なら「少し余裕ができた」っていう状況になるくらいで。私に限らず、多くのビジネスパーソンの【辞書】には、ものすごーく小さな字でしか「暇」という言葉は載っていないことでしょう。国内はコロナが「爆発的」な状況は回避の傾向、【暇】もまもなく消滅との気持ちから、今のうちによく味わっておくことにします。

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2020年3月16日 (月)

コロナ対応でより混雑する?

新型コロナウイルスの影響で、どこもゆったりすいているという昨今。なのに、以前より混雑する状況に面しています! それは朝の出勤の霞ヶ関駅付近です。おそらく役所で時差通勤を奨励した結果、それまでは9時半始まりだった人が10時始まりに後ろ倒しすると言った形になっているのだと思います。今日はエレベーターホールで列をなし、一台来ても乗り切れない状態でした。この現象は確かに、以前と30分ずれて起きています。元々、少しすいている恩恵を受けていた私としては、恩恵がなくなっているという状況ですね…。

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2020年3月11日 (水)

腰痛は速歩の張り切りすぎ

腰痛になりました。人生で2回目。要因が最初わからなくて、「すわ、これで私も、これからずっと腰痛持ちかも?」と不安になり、コロナ関連で仕事がペースダウンでもあったことから休みまでとってしまいました。が、理由に思い当たり、同時に一直線に回復へ。やっぱりこれが理由だったのね…。ウォーキングに速歩を取り入れて効果アップとする「インターバル速歩」を一ヶ月半、してきたことです。単なるやり過ぎ。張り切りすぎで、腰に負担がきたのですね。

知人にもらった本がきっかけです。「ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方」。レビューはこちら  http://news.kodansha.co.jp/8035  
簡単にいうと、3分間は普通のウォーキング、3分間は強度の強い大股で必死の速歩、これを繰り返す。それだけです。いつもの”たらたら歩き”(私の命名です)では、1日1万歩やっても、鍛えるという意味では効果がない(年齢で体が衰えていくことは防げない)と知ってこちらに転向しました。

できる限り大股で、ってやってみると、かなりできるんですよ。速度もがんばれば、小柄な男性を追い抜いていけるので、「ひょー、私もこんなにできるんだ」って嬉しくて。また3分というのは「イチ、ニ、サン…」と1秒に合わせてカウントしながら歩けば、簡単に計れます。取材の行き来の経路をスマホ検索でみて、わざと長く歩く別の駅を選んだりして、がんばっていました。

腰痛になって本を再び開くと、「腕をしっかり振ること。体がねじれ、腰に負担が来るのを抑えるため」とばっちり書いてありました…。そうかあ。速歩自体は平気だけど、腕をシッカリ振ると、「あの人、特別な歩き方をしているわね」と周囲に分かるので、なんとなく恥ずかしくて。腕振りについては適当にやっていました。それがいけなかったんだなあ。反省です。陽気がよくなってきたので様子を見ながら、今度はシッカリ腕を振って再開します。

それにしても正解だったのは、はじめてすぐにブログに書かなかったことです。「これはすごい!」と舞い上がっていたのに、すぐ何か問題が起きて取り下げるのはみっともないって、思ってペンディングにしていたのです。プライベートでは、「すごいわあ」と親しい人に話して、盛り上がってはいても、ね。実際、考えた通りになりました…。記者だから「会見場で書いて、すぐ出稿」ということもあるけれど、論説や解説記事など、私の場合は「多様な切り口を思案して、よくよく考えてから」という姿勢が強い。だからツイッターは避けているし、それ以外も含めて幸い、「失言して大失敗」という経験はありません。多くの人が発信できる時代だけど、”瞬発力を競う”のではなく、一呼吸を置くことも大切だなと思っています。

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2020年3月 3日 (火)

急にヒマになった教員に、取材再調整の攻勢をかける

先日、書いたコロナウイルスの影響で、キャンセル続きという状況は今も同じです。年度末てんこもりシンポジウムも、学会もなくなっています。ということは! そうです。取材先の大学の先生らは、私と同様、「急にヒマになった」状況です。再調整するのなら、通常よりもアポが入りやすい状況だと気づきました。そこでメール攻勢、アポの調整に今、励んでいます。

「これ、多忙な相手を取材する上で絶好のチャンス」とほくそ笑んでいました。が、敵も然る者(笑)です。多忙な方は当然ですが、同様に複数のアポの再調整を進めているようですね。また、大学の新学長取材も打診してみましたが、「就任前はちょっと」というケースが多いし、指導学生を抱えてながら(学長になると基本的には、学生を指導することはなくなります)、新たな体制整備に忙しい様子。「年度入る前の3月に、なるべくたくさん取材しておこう」というのは、これについてはちょっとかなわないようです。

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