外取材に同行の支局長は“運命の人”?
3週間ぶりの外取材へ先日、出向きました。神奈川県の大学なので東京都に比べて緩やかなようで、幹部教員や職員は勤務していたことから、独自取材に参りました。学生は入構禁止だけど、分野の特徴がキャンパスの構成にも反映されていて、「正門は行ってすぐのところに、こんな施設があるなんて他の大学とは違う~」と驚き、付属の博物館まで見せてもらえました。Zoom取材ではこうは行きません。このところ、テレワークを含めてパソコン仕事ばかり(執筆なりZoom取材なり)で、【お尻に椅子がくっついている】感じで。たまに資料読む時には、立ってしてもいます。とにかく「外に取材へ出かられる」ことの重要性をヒシヒシと感じています。
この日は親しい支局長が同行だったのもまた、楽しさアップの要因です。以前、同じ部だったので波長が合うのは分かっていましたが、一緒に出向くことはあまりなく、それがここへ来て急増です。神奈川県の大学で、いずれも最寄り駅から遠いので、支局の車を頼める点でも助かります。この半年の間に今回で3校目という頻度です。気になるのは、この支局長と出向くと「今までと違う私」に出会えるんです。きゃああ、もしかして「運命の人」なのかしら?! 気になります(笑)。
1回目は、取材後の車での移動中に、携帯電話が鳴って。「初めまして。山本さんのご活躍、ウエブで見させていただきました。ついては~で、ご協力いただけませんか」という、信じられないくらいステキなリクエストが寄せられたのです。スターではあるまいし、会ったことのない人からだなんて、「こんなこと、考えられないですよ!」と大興奮でした。
2回目は、正月休みの引っ越しに向けた家電購入についておしゃべりする中で、「ロボット掃除機はどうですか」といわれまして。自分の買い物リストには入っていないものだったので、新鮮に感じました。実際に家電量販店に出向いて、あれやこれやと五つくらい! 購入を決めたあと、「見るだけでいいから」と連れに言って、ロボット掃除機売り場に足を向けました。最初はメジャーな「iロボット」について聞きましたが、売り場にはスウェーデンのエレクトロラッス社の販売員がいて、熱心に説明してくれて。結局、予算を組んでいなかったのに6万円近くする同社のお掃除ロボットを購入してしまったのでした。この掃除機は変形六角形でピンクゴールドに輝いて、ルックスに惹かれた面もあるなあ…。ところが、自宅で箱も開けるも、アプリをダウンロードして云々という説明を目にして、面倒になって蓋を閉める。これを自宅で3回繰り返し(笑)。しようがないのでエンジニアの弟を新居に呼びよせて、ご飯をごちそうし、ロボットの立ち上げをやってもらいました。その動き、かわいくてかわいくて、母も来ていましたが皆で大盛り上がりに。機能も優れてますよ。お役立ちペットとして、すっかり愛されております。
3回目の今回は、なんと駄洒落です。おしゃべりする中でAの言葉とBの話題が出てきて、それがピピピとくっついて…。は、初めてなんですってば、おじさん専売特許とされるこのレベルの駄洒落が、口をついて出るのは。瞬間、「ここで言うべきかどうか」と迷ったけれどそれは2秒ほど。相手がこの人ならいいわ、と。結果、「大丈夫ですか山本さん、そんな駄洒落いって」と驚かれましたが、いいんです。これまでと違う私を発見したから。そして私の「運命の人」論に対して、「じゃあ次回は、二人で宝くじでも買いますか」と。支局長、さすがのセンスでしょう。せっかく私が、運命の人なあんてドキッとすることをいってみたのに、宝くじですから。でも当たるかも。3億円とか。運命かな。次回の取材は虎の子はたいて、宝くじ売り場に寄るプランで参りますか?!