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2020年4月 3日 (金)

新年度人事情報での驚き

役所関連の新年度の人事発表は、1週間前から数日前と急というのもあって、驚きが倍加します。今回の4月1日付でびっくりしたのは、日本医療研究開発機構(AMED)の三島良直理事長という件でした。東京工業大学の学長時代に取材で(卒業生として、ということもあった)お世話になりました。退任後、1年前には新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術戦略研究センター長に就いたのを受けての取材をしました。内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム( SIP)のリーダーも務めていて、平日は半々だとうかがいました。だから「先生にとっては役不足だなあ。まあ人事は、タイミングだから。いいポストが空いたときに、声がかかるんだろうな」と思っていました。それがその通りになったということでしょう。専門は金属材料ですけど。まあ東工大の学部・大学院をなくすという大改革を断行した方で、その経営力を生かすという意味では、専門が違う方がよいかもしれません。

そういえば海洋研究開発機構(JAMSTEC)の理事長に、松永是元東京農工大学長が就いたときも驚きました。学長任期を終えて間があったため、直前は早稲田大学の教授でしたから。松永先生はマリンバイオの専門を抱えているので、受け入れ組織としては専門がぴったりで、ちょうど今回とは逆でしたねえ。

翻って自分話ですが、日刊工業新聞社の人事異動で、3/31付2面の弊紙の自社記事に載りました。対外的な役割も肩書きも変わらないままの、社内的な処遇が上がるという話で、もちろん嬉しい変化です~。この「日刊工業新聞社人事・機構改革」という記事は、弊社とお付き合いの深い社外の方に対する情報発信です。この欄は部長級以上だけだったかな? 部長級ではない支局長も、別の頁で取り上げて(そちらは地域へのご挨拶なので、顔写真まで入る)います。

予想外だったのは、取材先の大学関係者がこれを見つけて、朝のうちに私にメールをくれたことです。もちろん唯一です。めちゃくちゃ細かいものがずらっと並んだ中で、埋もれている私の表記を、大学関係の取材先が読み取ってくれるなんて。信じられない~。その後、やりとりしたところ「以前にコンサルティング業界に在籍していた時に、情報収集については厳しく育成されましたので」と。さすがです。ありがとうございます。唯一ですからね、この相手を大事にしなくっちゃ。コミュニケーションにおける「唯一」のパワーを感じました~。

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コメント

三島、松永両先生についての記事について、まさにその通りですね。たまたまですが両先生については、これまでにご一緒する機会もあり、面白く読ませて頂きました、これからも宜しくお願いします。

投稿: Keiichi | 2020年6月12日 (金) 09時55分

コメントありがとうございます。どちらも私の母校の元学長ですし、ご活躍いただきたいなと思っています。

投稿: 山本佳世子 | 2020年6月16日 (火) 11時28分

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