文科省資料もコロナで簡素化?
概算要求、今年は新型コロナの対応で一カ月遅れです。記者レクが例年と違ってコンパクトだったのは、コロナを機にした働き方改革なのでしょうか? HPにもアップされていますが、まず「令和3年度 概算要求のポイント」が、みやすいカラーで「コレ一冊でOK!」となっています。例年はA4縦を左で綴じて、文字だけの資料がメーンで、それを使って記者レクが進むのですが、あちこちのページを行き来しないと理解できないものでした。それがなくなってすっごくいいです。そして記者レクも、会計課長の概要説明もコンパクト。いつもなら「初等中等教育は…、高等教育は…」と全部、大物案件を話していくのですが、今回はナシ。後は税制要望を政策課長が話して、どれくらいかなあ、併せて20分くらいでした。
後は質疑応答。先に細かい説明がなかったせいか、今ひとつおとなしめ。コロナ対策で記者向けの椅子も間引いていて、部屋の外のモニターで説明を聞いている記者も多く、その点も例年の「関係者がワンサカ」と違う雰囲気でした。
そういえば。省内の某審査に委員として関わった時にも、「きゃあこれ、コンパクトですばらしい。去年は1件何ページにもわたっていたのに!」と思いました。コロナで仕事の効率化が進んだのではないかと思います。嬉しい。
ちなみに概算が遅れたことで、来週にはノーベル賞が迫る形になりました。さて、こちらはどうなるでしょう。