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2020年9月

2020年9月30日 (水)

文科省資料もコロナで簡素化?

概算要求、今年は新型コロナの対応で一カ月遅れです。記者レクが例年と違ってコンパクトだったのは、コロナを機にした働き方改革なのでしょうか? HPにもアップされていますが、まず「令和3年度 概算要求のポイント」が、みやすいカラーで「コレ一冊でOK!」となっています。例年はA4縦を左で綴じて、文字だけの資料がメーンで、それを使って記者レクが進むのですが、あちこちのページを行き来しないと理解できないものでした。それがなくなってすっごくいいです。そして記者レクも、会計課長の概要説明もコンパクト。いつもなら「初等中等教育は…、高等教育は…」と全部、大物案件を話していくのですが、今回はナシ。後は税制要望を政策課長が話して、どれくらいかなあ、併せて20分くらいでした。

後は質疑応答。先に細かい説明がなかったせいか、今ひとつおとなしめ。コロナ対策で記者向けの椅子も間引いていて、部屋の外のモニターで説明を聞いている記者も多く、その点も例年の「関係者がワンサカ」と違う雰囲気でした。

そういえば。省内の某審査に委員として関わった時にも、「きゃあこれ、コンパクトですばらしい。去年は1件何ページにもわたっていたのに!」と思いました。コロナで仕事の効率化が進んだのではないかと思います。嬉しい。

ちなみに概算が遅れたことで、来週にはノーベル賞が迫る形になりました。さて、こちらはどうなるでしょう。

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2020年9月19日 (土)

ウェブ会議で発言の仕方が変わる

ウェブ会議では、対面・集合型の会議といろいろ異なる点があることを皆が、実施して感じていると思います。私の場合は社内会議に出ることはあまりなくて、審議会の下部組織の委員会に出る形が多めです。その場合、「最低、一つ、調子よければ二つほどの発言をしなくてはいけない」というのが、その日のミッションととらえています。話が難しくなったり、時間がなくなったりして、発言できなくなるとマズイ。よって早いうちにとりあえず一つ、発言を済ませておくと心安いという状況です。

これが通常の集合会議だと、「やっぱり大御所からの発言を優先しないと失礼かな」と、席の名札と出席者一覧の紙を見ながら考えます。それで「よし、じゃあ次に挙手しよう」と考えていると、「では時間もないので次のテーマにまいりましょう」と進んでしまうことがあります。がくっ。よいタイミングをキャッチするのが一大テーマなわけです。ところが。ウエブ会議だと大勢の顔が並んで、どれがどの人かよくわからないし、余計な気を回す必要がない気になってきます。PC上の挙手マークのボタンを押して、画面を通じて派手に手を振るとたいてい、気づいてもらえて、さっと「では山本委員、どうぞ」と指名されます。派手に手を振るのは大御所の年長男性にはしにくいパフォーマンスだろうから、その分、有利です、笑。マイクのボタンを押して発言して、やったあ、これで会議はこの後、リラックス~。おっとと、マイクと挙手を取り消すボタンを押すのを忘れずに、ね。

一般紙の記事で、おもしろいなと思ったのは「画面越しの方が本音が出やすい」というものでした。生活情報誌の読者座談会が、オンラインになると、対面の時には出なかったような発言が飛び出すのだとか。そうしたら他の人も「実は私も」という反応が出てくるのだそうです。複数人が賛同したテーマについて、その後に、それを否定する声が出たりするのも、オンラインならでは、とありました。おもしろいですね。取材相手から気になる発言を引き出すのを仕事とする記者だけに、この傾向は気になります。スクープをゲットする、新しいコミュニケーションのノウハウがこれから、生まれてくるのかもしれません?!

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2020年9月14日 (月)

身長が伸びた?!

健康診断で「毎年なぜ、計るのだろう」という項目の代表が、身長ではないでしょうか。ところが今年、会社の健診(コロナによって春から秋にシフト)で、いつものように台に乗ったところ、係の人が変な顔をしました。「身長、伸びましたか?」って。?。もう一度、計ると「1センチ、伸びていますね」って。ちょっとびっくりです。

以前から「もう少し背をすっと伸ばした姿勢になりたいな」と思ってはいました。若い頃は、一回切りのものですが教室に行き、先生役の人が出している本を購入して、「なるほど背筋を伸ばすってこういう感じにするのか」とポイントを学びました。そのポイントはずっと頭にあるのですが、たまに講演会で人前に出るときになど、思い出してやってみる、ので終わっていました。ところが。今の住まいに引っ越して、コロナがあって。日々の生活と心持ちに余裕ができたのと、駅に向かうまでの道筋に人影が映るウインドー的なものが複数、あることから、通りかかるときに姿をチェックして気をつけるようになりました。その効果ですね! そうとしか考えられません。なんと、コロナでイベントが減って、おしゃれに手抜きになりがちだったのに。身長、伸びました~!

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2020年9月 5日 (土)

ウェブ取材のトラブルを、電話取材に切り替えて切り抜ける

今春から始まったウェブ取材や会議で、トラブルになったことがなかったからといって、この先も大丈夫って思えるはず、なかったじゃあないですか、佳世子さん。…まどろっこしい表現にしたのは、ついにウェブ取材の通信トラブルで、先方に迷惑をかけてしまったことを反省して、なのです。自宅でのトラブルは、会社のシステム担当に教えてもらって解決するものでなし。オンライン授業の記事を多数、書く中でも確かに、「これがだめなら、もう一つ別の策をと準備しておくべし」ってありましたし。反省しかりです。

その日は健康診断がコロナで春から秋にシフトしての日でした。本社に出向いて健診の後、とんぼ返りで自宅でのウェブ取材が予定されていました。インタビュアーの写真を、画面越しに撮ってもらうべく、写真部メンバーも別の場所からウェブ取材に参加します。本社に出向く前、身内のPCでトラブルが起こったので一抹の不安を持っていました。でも「何もしないで止まっていて」というわけにもいきません。果たして。帰宅は取材の30分前。トラブルはさらに拡大しており、私のPCもウェブ接続ができなくなっておりました…。先方が送ってくれたシステム、「ウェベックス」に対応できません。広報に電話したら、全員が在宅勤務とのことで、折り返しの連絡もままなりません。「ズームで設定し直して送りました」といわれても、ゥェブ接続自体ができていないのですから…。

でもインタビュアーと、広報数人と、うちの写真部とはウェブ会議に集まっているわけです。頭に血が上る中で私が思いついたのは、「ウェブ会議での写真撮影は進めてもらって、その後は私がインタビュアーに電話をかけて、電話取材をする」という形でした。幸い、これが超幸いなのですが、相手組織もインタビュアーも、かなりといっていいほど親しい相手でした。ですので、携帯電話を二つ持って、一つは広報と、一つは写真部メンバーと連絡を取り合って、写真撮影をまず、進めてもらいました。その後は、インタビュアーは広報とはウェブ会議のカメラで、インタビューイーの私とは携帯電話同士で(顔は見えないけれど)、取材の状況を共有する形になりました。

大半のやりとりは、携帯電話の二人で進めます。そう。考えてみれば電話取材って、コロナの前からたまにはしていたんですねえ。途中で、広報が「これは書かれちゃ具合悪い」という部分で、注意を促す発言をしてきました。ウエブカメラでのその発言が、先方の携帯電話を通して私にも届きました。ということは、先方の携帯電話を通して私の発言も、広報にちゃんと聞こえているわけだと、確認できました。いいタイミングで「ちょっと待った」が入ったのですから。それにしてもいったい、各人のどれがマイクでどれがスピーカーなのかはもう、わかりません…。

取材終了後、先方には暖かく、ミスを許していただきましたが、「スマホにズームなどのアプリを入れておくと、困ったときに使えますよ」と助言をいただきました。本当、トラブルが発生する前に、代替措置をちゃんと準備しておかなくてはいけないですね。

さらに。来週は、弊社で入れている「チームズ」で、先方を招待してウェブ取材することになりました。身内(先のトラブルの元凶、笑)に頼んで、外部人をチームズに招く方法を初トライ。「なんとかできそうだ」となったところです。そうだ、万一だめだったら、電話取材に切り替えてもらおう。おっと、ズームのアプリをスマホにも入れておいてと。今に始まったことではありませんがウェブ関係は本当に、便利さと難易度が同時に高まっていくことに、右往左往しております…。

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