文科省、官僚の出勤は7割減
文科省、官僚の勤務をテレワークにかなりシフトしています。政府が「7割減」というのに合わせているのだそうです。
最初に気づいたのは、食堂がすいていることででした。次は、省内の内線電話を何回かかけるも、うまくつながらなかったことでした。外線からの番号にして担当部署につながり、聞いたところ「テレワークなので…」と。あ、もしかしたら本人の業務用携帯とかに転送されるのかな? 私は、「あれっ、内線つながらないな」とすぐ切ってしまったのですが。
久しぶりに省内の取材に出向いての様子も、違いました。国会は開いているけれど、季節的には官僚も忙しくない時期です。そのため、確かに人がまばらです。課長や課長補佐クラスの席は窓側に並ぶ形が多いのですが、「空きが4つに在席1つ」くらいの状況です。一般の課員も同様です。取材相手の室長補佐に聞いたら、「テレワークでウエブ会議となると、設定をする若手は省内にいる必要があって、出なくはいけないのですけどね~」といっていました。そういえば審議会の下の部会の委員として、以前にテレワークの自宅ではなくて、出勤時の文科省記者クラブからウエブ会議設定部屋に出向いたことがあります。その時は、文科省の出席幹部が6人くらい座る各席のタブレットPCや分離のプラスチックパネル、多大な配線と「すごいな」と思った覚えがあります。これ、今だとより少ない若手官僚でセットすることになるんですよね…。「オンライン会議で楽ちん」と喜んでいるだけでなく、こちらの縁の下の力持ちにも、感謝しなくてはね。
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