優秀なウェブ会議ツール、2種
半月ほど前の文科省内の取材で初めて見かけ、その後に2カ所で見かけたウェブ会議ツールについてお話しします。名前が分からないのですが、小ぶりの電気湯沸かし器くらいの大きさで、円筒形から丸みを帯びさせた、マイクとカメラが付いているツールです。会議の参加者が対面とウエブと両方であっても、自然な会議ができるのを体験しました。大勢の参加の中で、発言中の人をカメラが自動的に撮すのも特徴です。併用でも、対面の方が人数的に多いとそちらを中心に話が進み、ウエブ参加の人は「聞くだけ」になりがちですが、これだとそうはならなさそうです。
それからもう一つは私が入手したもの。ヘッドホンとマイクがセットになった、ワイヤレスのヘッドセットです。これまではiPhoneに付属品で付いていたヘッドセットを使っていて、これも軽くて便利なのですが、記者クラブと自宅とそれぞれで欲しくなりまして。先に選び方のポイントをネットでチェックして、ブルートゥースで接続するワイヤレスを選んだわけです。これがねえ~、いいんですよ。威力を発揮するのは自宅にて、シンポジウムや審議会の傍聴で、こちらのカメラもマイクもオフという時です。「このテーマの間は取材のメモをしなくて大丈夫だな。でもどこから大事なテーマに入ってくるかわからないので、それを気にしておかなくちゃ」という時です。PCにべったりくっついていなくても、ワイヤレスならイケル。具体的には机を離れての片付けをしたり、体操をしたり、場合によっては洗濯物を取り入れたりしたりできます、笑。あっ、ちょっと生活感丸出しテレワークでマズイかな? お茶を入れにキッチンに立ったり、トイレにいっても通じていましたが、たまに切れてしまうことがあり、どこまで可能なのかさぐっているところです。シンポも審議会も、聴くだけならウエブになったことで、行き来の時間がかからないとか、狭い椅子席でメモをとらなくていいというメリットだけでなく、こんなことまで可能になってしまいました…。