割り当て企画が大量で、取材先探しに悩む
日刊工業新聞の全編集を対象とする新年度からの紙面新企画が多数、あって、割り当てがあれこれ来て大変な状況です。全編集ということで「これ、会社担当の業別記者ならわかるけれど、うちの科学技術部だと取材しづらいでしょ」という内容がけっこうあります。「私は大学担当で、会社担当と似た面があるから(組織の話を取材している)、この企画は私がやりますよ」なんて言って、いくつも引き受けてしまったことを悔いております…。まあ代わりに、技術もの企画はパスさせてもらっているのですが。
このうちの企画の一つは、対象が必ず大学、というもので、これについては私を中心に当部の部員が担当です。ところが4月からの人事異動が大幅で、それだけでも「いったいどうなるのか」と気になっているところに重ねてきたのでも~、大変です。この企画で、日ごろよく出向いている大学が次々と「食われて」いってしまい、先の組織話の企画については「あと、取材できる大学はどこ?」と焦っていました。
なにしろ年度替わり、しかもウィズコロナで新学期をどう迎えるのかで、各大学とも多忙な状況です。例えば早稲田大学は入学式を武道館でするけれど、例年より席の間隔をあけるためでしょう、6回も実施するのだそうです。総長のスピーチも初回と6回目で、上手さが変わってくるのでしょうか。事務方の準備も大変なことでしょう。そんな中で、「すみません、4月始まりの企画で、取材日程に余裕がないのですが…」と頼むわけですから、心苦しい。親しい大学でないと頼みにくいのです…。「この大学は、しばらく取材していなくて、広報の知り合いも異動ですべていなくなっているだろうな」と、恐る恐る大学HPで申し込んだ案件は、断られてしまいました。この一年ほどはコロナのせいもあり、取材先が偏っていたと反省です。
そんな中、いいところを見つけ(気がつき)ました。以前に、メディアコミュニケーションと研究成果のリリース執筆ノウハウで講演にいった大学です。あわせて取材もして喜んでもらい、翌土曜の遊びにまで付き合ってくれた親しい広報の顔が思い浮かびました! 地方なので頻繁な取材対象でなかったわけですが、「今はウエブ取材がある」。そう、地方大学でも親しいところなら取材を頼めるわけです。気が付いてヨカッタ。
それからもう1つは首都圏の中堅私立大学です。「ごぶさたしていて申し訳ありません」とアタックするのにちょうどよい相手です。思いついたら早く、ということで本日、土曜だけどメールを出したら、即「週明けに検討します」との返事が。スマホでPCメールもチェックしているんですね。コロナ下でも仕事熱心で素晴らしいです、ありがとうございます。週末なのに仕事をさせて申し訳ないと思いつつ、感謝です。近々、割り当てのアポすべてを確定して、この不安から解放されたいところです。
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