「理系女性の人生設計ガイド」刊行!
理系女性のキャリアの本が刊行になりました!「理系女性の人生設計ガイド 自分を生かす仕事と生き方」です! 帯タイトルは「知っておきたい『理系×女性』ならではの強みと生かし方」です。
講談社ブルーバックスです。中高生リケジョ、学部・修士学生、博士学生・若手研究者、プロフェッショナル組織リーダー(大企業役員、上場VB社長、学長ら)の各キャリア段階において、大事にしておくべきこと、知っておいてほしいことなどを書いています。これぞという話は、日刊工業新聞での取材・記事執筆と重ねての社会への情報発信です。メーンモデルは東北大学・大隅典子副学長・教授(ライフサイエンス)と、東京大学・大島まり教授(機械)で、それぞれの半生振り返りと対談の章で登場しています。講談社からの紹介URLはこちらになります。 共著の形をとっていますが、すべて私が書きました。
3章では私の半生も載せました。最初はお二人だけの予定だったのですが、編集者(同世代元リケジョ)が「山本さんも(理系の学びを別の道に展開した)モデルとして出しましょう」といってくれて、こうなりました。同窓会誌などのインタビューで出たことはありましたが、市場に流通する書籍でなんていうのは、もちろん初めてで、やっぱりこれも嬉しいです。
リケジョ応援も重要なテーマですが、56歳の今の私が一番、伝えたいメッセージは、
「理系×女性をはじめとする、スペシャリストで少数派の人は、社会のリーダーになる40代後半の落とし穴に注意が必要です!!」ということです。3章の後半で特に強調しています。この点は人文・社会科学系の研究者や、企業の技術者にも通じる話です。
なぜこのことを強調するかといいますと…。私は50歳の頃にこのことに気づいて”脱皮”することができたのですが、そうでなかったらキャリアの断絶(今の職場・職種からのドロップアウト)になっていた…と振り返るからです。少し前に、東京大学の学内の男女共同参画のシンポジウムでこの話をしたところ、担当の40歳くらいの女性教授は「グサグサと刺さる話ばかりです」と反応し、同じく私より少し年上の女性教授は「講演にあったように私たち女性は、自信を今の2倍くらい、多めに持っていきましょう!」と聴講者に呼びかけてくれました。私はその頃、原稿を出し終えての編集中だったのですが、この時の皆様の反応が後押しとなり、私は「中堅・年長の人にはやはり、これを伝えていかなくては」と思ったという訳です。
先のURLから、この本の「まえがき」や「目次」が見られますので、ぜひご覧ください。こういったアピールに適した手段が用意されているのは、さすが講談社のブルーバックスだと嬉しく思います。
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