2021.6の第4週のウェブ記事から
今週も3本です。
1.社説、キャリア教育を低学年からする重要性。先進の立教大学と早稲田大学の例& 「通年採用からジョブ型雇用へ」の流れをどう見るかが両大学の間でも割れている話です。 こちらから。 ニュースイッチのコメントで書いたように、「ほしい人材×育てる人材」という新連載(写真)(企業の採用側を右、大学の育成側を左に配置したもの)で、割り当てが多数、来て辟易していた(あっ、これちょっと内緒ね)のがきっかけです。大学の入試(入口)や就活(出口)は一般紙を含め社会の関心が高く、多くのメディアが取り上げます。そのため産業専門紙として産学のつながりを重視している私は、このテーマを普段、積極的に扱っていませんでした。そのため連載取材で回る中で【新鮮】な発見があり、そこから社説を書いてみたというわけです。転んでもただでは起きない、笑。新鮮さを失わないということは、ベテラン記者には難しい点ですが、いつもと違う取材をする羽目になったらこのメリットを思い出して、頑張ることにしましょう、笑。
2.データサイエンス(DS)教育で政府主導の「リテラシーレベル」「応用基礎レベル」×「コアカリキュラム」「教材」が出そろう。こちらから。東大を中心とするコンソーシアムで議論しまとめ上げ、完成させたものですからね。質も問題ないはずです。著作権を気にせずにどんどん使ってくださいというのですから、「いや本学では、教材を始めDSなんて蓄積ゼロですから」と距離を置く言い訳はもはや、通用しません。私立文系単科大学でも、DSに取り組まなくてはいけない時代なのです。厳しいっ~!
3.東京外国語大学で、外国在のままのネイティブ教員が、責任者として本格的に関わるオンライン授業の制度です。教育のコロナワクチンで渡航留学再開の期待が高まりますが、そう簡単にいかないケースも多々、あります。また以前と同様に戻ったとしても、オンラインがこれだけ普通になったのですから、「留学の費用は捻出できないけれど、国際的なセンスと英会話力を高める教育を受けたい」という学生にも広く応える仕組みが注目されます。そのための新制度です。こちらから。
三本の記事を紹介してきて、気づきました。各記事紹介の文面と、「こちらから」で元記事(ウェブのニュースイッチ記事)に飛ぶ、リンクの挿入場所の関係です。判断のポイントは、「ブログ文面に何を書くか」でしょうか。1は、私の裏話を書いているので、リンクで記事を読んでから裏話、というのがスムーズです。あとの二つは「元記事に書いているコメントがすっごく重要で、改めて強調したいからブログでも重ねて書く」というものです。その場合(内訳として)、2は元記事を読んでから、改めてブログ強調という順番。3はブログで強調しておいて、元記事を見てもらうパターンです。どっちがいいですかねえ。3かな? さらに、元記事にはない追加情報をブログで出すケースもありますね。むむ。またまた工夫する点が出てきました。皆さんに楽しんで役立てていただくブログのために、さらに工夫をしてまいります。