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2021年6月 6日 (日)

【今週の私のウェブ記事】紹介を始めます

最近、新聞の多様なコラムに目を通すようになりました。すると、最初は「この書き手、おもしろいな」と思うのですが、連載が進むとつまらなくなってくるケースが多いとわかりました。その理由の一つが、「最初はその人の独自の考え方や視点が魅力的だけど、そのうちネタが尽きてしまう」ことだと気づきました。コロナもあるのだろうけれど文筆家はどちらかというとインドア派だし、話が家の中のことばかりになってくる傾向もあります。それで気づいたのは、「世間で話題の、または話題ではないけれど自分で【これは意味がある】と思った対象に、出向いて取材し続けられる記者は、なんと恵まれていることか」ということです。SNSを含め皆が文章の自己表現ができる時代に、「情報発信は大手メディアの特権でなくなった…」と感じていましたが、「他の人が気付かない切り口を持っていれば、普通の人には難しい相手に会って、興味深い話が書ける」という強みを再認識しました。

Photo_20210606102201 そこでこの強みをさらに活用することにしました。私の記事の自信作はまず、日刊工業新聞の紙の紙面&日刊工業電子版(紙の内容とほぼイコール)で掲載され、次いで当社のウェブサイト「ニュースイッチ」で1‐数日後に掲載(記者・編集者別で山本佳世子を選ぶと、私が書いて転載にした記事が、写真のようにアーカイブされています)としています。このブログでもその週の新着記事を紹介することにしました。もちろん著作権があるので(記者は新聞社に雇用されているので、新聞紙面を基とする記事は職務著作)、ニュースイッチ記事のURLを紹介する形です。

では【今週の私のウェブ記事(ニュースイッチ記事)】紹介に参りましょう! 
まずは【生粋の慶応ボーイ、伊藤新慶応塾塾長】は、こちらから。この記事でいうと、「長身(189.5cm)で、取材する私が途中、3回ほど笑い声をあげるほどの笑いのセンスと人柄だった」というのは、伝統ある新聞の紙面では載せづらい。でも、「こんな人なんだ」ってよくわかる重要な情報なので、ニュースイッチには私のコメントとして載せてしまいます。

次は【地味に見えてデータサイエンス全学展開で先陣を切った、東京海洋大学の井関新学長】で、こちらから。今は新学長インタビューの連載真っ最中。私の取材ではあと二人、これから登場します。

ただし新聞記事、ニュースイッチ、ブログと元の記事は同じままです。ので、周りに置く私のコメントに工夫をします。段々と柔らかく、裏話的に変わっていくように思案しなくっちゃ。これまでは「どんな刺激的な話をニュースイッチに書くか」に注力していたので(それはまあ、維持しますが)、今後はブログでの言及まで考えながらにあります。く、苦しい…。でもこれはまた、新たな楽しみにもなりそうです。




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