21年7月第5週。理系女性キャリアの連載開始です!
今回は3件。ぜひ目を通してほしい1本目は、新連載「理系女性に共通して潜むキャリア構築の落とし穴 理系女性のキャリアー文系女性、理系男性との違い #1」です。写真はそのニュースイッチ画面です。 「山本佳世子presents」と入っています。通常は紙面の記事をニュースイッチに転載してなのですが、今回は私のオリジナルのコラムという、同サイトとしても新しい形になっています。
これを考えたきっかけは、5月刊行の書籍「理系女性の人生設計ガイド」のPRでした。が、本を買うほどではない人にも目を通してもらい、このサイトでの連載(毎週水曜アップ、全5回を予定)だけでも、「理系女性の育成ステージごとに、こんな話があるんだな」と知ってもらいたいと思うようになりまして。本に書いていないこともかなり盛り込んで執筆しています。今、女性活躍の情報を多数、目にして、その上で「自分を含む理系女性の場合は…」と思案する機会がとても多いでしょう。そのため、本書の原稿の脱稿後にも新たな考えが次々と生まれてきているので、それを入れています。理系女性活躍推進の通常の切り口とは違う意識で、個人体験と重ねたややディープな話も入れています。当事者はもちろん、理系女性を部下や指導学生に抱える男性などにも「こんな面があるのか~」と気づいてもらいたい内容を紹介しています。では初回は、こちらから。
2本目は、私が久しぶりに執筆する科学技術もの、大阪市立大学が主語です。被験者が課題に取り組む途中で、「平均を上回る、ほぼ最高レベルの成績ですよ!」との情報を提供すると、本当は成績がさほどでもない人も含めて(笑)、その後の課題の成績がよい、という成人男性20人における研究の成果です。これ、上記の話と関係して、「成人女性20人だったらどうかな」と想像してみました。一般論でいうと、男性は自信家が多く、褒められるとさらに発奮する傾向があるでしょう。対して女性は実力より謙虚な人が多いので、褒められても「嘘。私の成績はそんな高いはずはないわ」と冷静に(実際より低い評価で)自らを見て、そうするとどういう反応になるのかな? って興味を持ちました。こちらから。
3本目は読者の反応が高いデータサイエンス(DS)&人工知能(AI)教育で、東京工業大学の教育体系です。学士・修士・博士の全課程(東工大は学部と大学院を統合した”学院”制にしているため、学部という言葉を使わず学士課程といっています)にわたって整備するという話です。他の理工系単科大学や、総合大学の中の理工系学部のDS・AI教育を考える上で参考になりそうです。こちらから。DS・AI教育は社会の盛り上がりに比べると、一般紙メディアはあまり書いていない印象で、そのためかニュースイッチのPVもけっこう高いのです。さて次はどの大学を取材しようかな?
| 固定リンク | 1
コメント
いいねを押しました。
それはそうと、いいねは誰が押してくれたのかカヨコさんにはわかるものですか?フェイスブックではわかりますが、FC2ではわかりません(と思う 笑)ココログではどうですか?
ひまわり
投稿: イワキヨウコ | 2021年8月 1日 (日) 18時31分
このブログでは、「いいね」は数だけ表示され、だれが押したかはわかりません。コメントを書いて、ニックネームなど出してくれた人は「あの人かな」想像がつく、という形です。
投稿: bat-women | 2021年8月 7日 (土) 10時13分
先の説明は、皆に公開する部分のことでした。コメントを送ってもらう時にメールアドレスを出してもらっているので、ブログ執筆者だけにはそれが確認でき、その方へ個別連絡することは可能です。ファンレターが押し寄せることを、お待ちしています~(笑)。
投稿: bat-women | 2021年8月 7日 (土) 10時16分