21年8月第3週の記事。東工大すずかけ台でキャンパス再編
最近の毎週のニュースイッチ記事紹介は、コンスタントに3本レベルを維持できています。紙面ではもうちょっと書いているんですよ。でも紙の新聞の編集局(ウェブのニュースイッチ編集部とは別)メンバーで、ニュースイッチに頻繁に顔を出しているのは3人ほどなので、「また山本か」と言われても何だし…と思っていまして。まあスイッチに載せる価値がある(基本、独自案件)もの、と考えるとこれくらいなのです。
1.理系女性の連載、女子学生に向けて。少し前にこのテーマでSDGsに熱心な某大学からインタビューを受けまして。「男女平等だけでなく、多様性の切り口からも本件はアピールできるな」と発見しました。それで、以前から思っていたこと「理系女性の話にしろ何にしろ、大勢の傾向と、個人差との両方を頭に入れてネ」と重ねて、「学部・大学院生時代は、多様性を知る活動を意識しましょう」と、もっていきました。こちらから。
2.東京工業大学、すずかけ台で大型研究強化に向けたキャンパス再開発の話。春から書いてきた同大の、田町の高層ビル(土地の定期借地権活用)での収入と、大学債発行の計画と、このキャンパス整備が結びつきました。取材時に頭に入っていたのは前二つだけで「大学債で集めたお金で何をするのか」と問いかけて、今回の話が出てきました。日刊工業新聞の記者らしいところかも。というのはさほど長くないけれど、化学業界と、食品業界の会社担当の経験をしているからです。一般紙の社会部記者は、経済部経験がない人が多く、マネー絡みの大学改革にはあまり反応しないんですよ。こちらから。
3.私大連の社説。私大連は「国の支援のお金は今より増やすべきだが、自由度は今より上げるべきだ」というのが通奏低音です。まあこれはどの大学も会社もそのほかの法人も同じかもしれませんね。その中で今回は、「設置審の施設整備の要件緩和で、施設費が抑えられれば、将来は1単位あたり授業料という形も考えられる」というストーリーについて取り上げました。ちなみにニュースイッチのページを繰っていたら、この通奏低音主張に、厳しい書き方している署名記事が出てきました。私じゃないんですよ。「私が欠席した会見だったのかなあ? なぜ彼が書いたのかな?」と不思議。まあ同じテーマを複数の記者が書くのもまた、あり(見方が偏らないよい面もある)でしょう。ちなみに今回は私の社説ですってば。こちらから。
それから私のブログ、8月の閲覧解析をちょっとみたところ、8.20金にここ半年で一番のPVとなっていることを発見しました。これは2の東工大が、19木に紙面掲載で、20金にニュースイッチ掲載になった関係でしょうか?? 東工大関係者にとっては「えっ! すずかけ台、再開発?!」と反応の案件だと思ってはいましたよ、ウフフ。そこから私のブログに飛んでくれたのかな? もっともこの閲覧解析、複数の高いPVの日を比べようとすると、なかなか傾向がつかめません。もっと全体にPVが上がらないと、見えてこないのかなあ…。
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